実は、私は転職を4回経験しているんです。
最初に新卒で入った会社は、宝飾関連の販売・営業で、その次は学習教材の営業。3年半ほど勤める中で多くの経験を積むことができたのですが、会社の業績が思わしくなく、事業は縮小傾向に…。活躍できるフィールドをこれ以上広げていくのは難しいと思い、転職を決めました。その後、輸入食品の卸・販売を行う企業を経て、前職の企業に入社しました。

前職は、今と同じ営業職です。総合病院、眼科、歯科などの医療機関に対して、Web予約システムの提案をしていました。4年ほど勤務したのですが、ここでは営業としてスキルを磨き、自分なりに自信をつけることができたと思います。

改めて振り返ってみると、たくさん転職していますね（笑）。会社の規模や業界はそれぞれ異なりますが、自分の中で一つ軸があって。それは、お客様の課題を解決する仕事に興味があったということ。お客様と話をする中で“困っていること”を共有し、扱う商材を提案することで、解決していくことに面白さを感じていたように思います。

そんな中、転職を考え始めたのは、会社の事業方針が変更になってしまったから。当時、私は名古屋支社に勤めていて、本社以外は代理店に委託することになってしまったんです。つまり、この会社で働き続けるには東京転勤する以外に道がなくなってしまいました。そのとき、私は30歳になっていて、結婚を考えていました。パートナーの勤め先は名古屋でしたから、結婚を視野にいれたときに、前職の会社で働き続けることが難しくなってしまったんですよね。

結婚して仕事を辞める。そういう選択肢もあったと思います。でも、私はずっと働きたいと思っていました。やはり私の人生において、仕事はとても大切なもの。これまで真剣に向き合う中で、厳しさや楽しさ…たくさんのことを学ばせてもらいました。それは、プライベートの生活だけでは得られなかったことだと思うんです。だから、結婚して仕事を辞めるつもりもなく、出産を経ても第一線で働き続けたいと思っていました。

結婚や出産というライフイベントに左右されることなく、やりがいをもって長く働きたい。それが、次の転職先で一番に希望していたことでした。ですから、求人サイトでいろいろな企業をチェックしながらも、その点は特に気にしていましたね。求人原稿に記載されている情報だけでなく、あわせてクチコミもチェック。女性が活躍できるといっても、本当にできるのか。実際に活躍している人がいるのか、支援する制度があるのか…現在の自分にとってだけでなく、将来の自分にとってもマッチしている会社なのかを意識しながら、企業を選んでいきました。

その中で出会ったのが、インプレックスアンドカンパニーの営業です。『エン転職』を使う中で、“マッチング率85％”と表示されていて、単純に自分に合う仕事なのだと興味を持ったのがキッカケです。求人原稿を読んで、営業代行という事業内容も面白いなと。私自身、営業を経験する中で、売れるプロセスを考えていくことに関心があったので、自分のやりたいことが実現できるかなと感じたんです。そして、何より子育てをしながら営業としてキャリアを積んでいる女性がいるという話にひかれました。会社の制度としても、時短勤務だけでなく在宅勤務ができたり、PCで遠隔地のお客様と商談したり…。ここであれば、家庭を持つことも、仕事を頑張ることも、両方実現できるのではないかと思ったんです。

応募後は面接を経て内定をいただき、今年の4月に名古屋オフィスの立ち上げメンバーとして入社をしました。まだオフィスがない状態での入社でしたから、最初は自宅勤務。上司とは、TV会議システムを使って相談や業務報告を行っていましたね。一人での営業活動は不安ではありましたが、上司がしっかりサポートしてくれたので、大きな悩みを抱えることはなく、伸び伸び営業活動に向き合うことができたと感じています。

9月に事業所が決まってからは、そこに勤務していますが、営業スタイルは大きく変わりません。誰かに指示をされてから動くのではなく、自分の仕事は自分で作っていく、というスタンスで日々仕事に向きあっていますね。名古屋事業所も少しずつ人が増えて、現在は3人になりました。まだまだ小さくはありますが、組織としてパワーアップしていきたいなと思っています。組織作りをしていく面白さも感じられる毎日です。

入社前に感じていた安心感に相違はなく、入社後に結婚をしました。ありがたいことにパートナーも仕事をすることに協力的。応援してくれていますので、今後もブレーキは踏まず、アクセル全開で！仕事の幅を広げていきたいですね。