1. エン転職TOP
  2. 転職ノウハウ
  3. わたしの転職体験記
  4. なにげなく登録したスカウトサービスが私の人生を変えました。
2016/10/21

なにげなく登録したスカウトサービスが私の人生を変えました。

山本 南さんの転職体験記
山本 南Minami Yamamoto(27歳)
  • 転職前カーメンテナンス
  • 転職後システムエンジニア
  • 転職活動期間1ヵ月
  • 応募社数5
  • 面接社数3
この体験記のポイント
  • 「未経験だけど、エンジニアになりたい」そのキモチだけではじめた転職活動。
  • スカウトをもらえるのなら…。軽い気持ちで公開したWeb履歴書。
  • スカウトが届いてから1ヶ月で内定。学ぶ姿勢が評価されて異例のスピードで実務を任された。

牛丼店でのアルバイトから、結婚を機に正社員登用がある企業へ転職。

学生時代から牛丼店でアルバイトをしていました。学校を卒業したあとも、音楽活動に専念したくて、そのまま同じ店でアルバイトを続けていたんです。アルバイトとはいえ、いかに「うまい・はやい・やすい」をお客様に提供するかを考えていましたね。「あなたの牛丼を食べにきた」というお客様もいらっしゃるようになり、やりがいも感じていました。最終的には、店長補佐として金銭管理や新人教育なども任されるまでになっていたんです。

しかし、音楽の道は諦めることに。芽が出るのをずっと待っていてくれた彼女とは結婚を決意し、心機一転、正社員の仕事を探しはじめました。見つけたのは、カーメンテナンスの仕事。契約社員からのスタートということでしたが、正社員登用制度があると聞き、転職を決めました。もともと“車”も好きでしたし、“ものづくり”にも興味があったので、リペアやコーティングなどを行なうのは楽しかったですね。

半年後に無事に正社員にもなれたのですが、業務量がとても多くて。人手が足りないのが分かっていても、メンテナンスが次々入ってくる状態に「こうしたほうがいい」と上司に伝えてもなかなか通らなくて。3年半勤めるうちに、環境を変えたいと思う気持ちが強くなり、再び転職活動をはじめることにしました。

ブラインドタッチが精一杯。でも、エンジニアになりたい意欲をアピールした履歴書。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
転職活動をはじめるにあたって、まずは複数の求人サイトに登録しました。改めて「自分は何をしたいんだろう」と考えたときに、まず思いついたのはITエンジニア。「このボタンを押したら、このページが開いて…」とか、そんな仕組みをつくれるようになるのって面白そうだなって。ただ、どんな企業に応募すればいいのか分からない状態。だから、履歴書でこれまでの経歴やエンジニアになりたい意欲をアピールすることにしました。

「Webサービスのシステム構築をしていきたい」「アプリケーションの企画・制作に携わりたい」など、つたない言葉だったかもしれませんが、将来の夢を自分なりに記載。また、「履歴書を公開しておけば企業から連絡がくるかも」と軽い気持ちで、スカウト登録しました。正直、パソコンに触れたことはあったのですが、ブラインドタッチが精一杯。未経験からはじめられるIT企業とご縁があればいいなと思っていました。

希望していたとおりの企業からスカウトが。“素”の自分で面接に挑みました。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ2
スカウトを登録するとすぐに5社ほど連絡をいただきました。その中でも、感激したのはグローアップソリューションズの飯野さんからいただいたスカウトメール。私の自己PRをきちんと読んで送ってくださったことがわかる丁寧なものだったからです。また、飯野さん自身も未経験スタートということが書かれており、自信と勇気が出てきました。エンジニア職の面接ははじめてだったのですが、自分のことを知って、会いたいと思ってくれている企業に伺うのは、楽しみだなとさえ感じていました。この頃からすでに入社したいという意思も固まっていた気がします。

面接では、「エンジニアとして成長していきたい」「努力していきたい」という想いをアピール。比較的リラックスできていて、志望動機や自己PRも、自分を飾ることなく伝えることができたと記憶しています。飯野さんをはじめ面接官と意気投合。面接の手ごたえもあり、結果を聞くのが楽しみでした。

その後、内定の連絡はすぐにいただけました。いくつか選考中の企業があったのですが、「納得いくまで迷っていいですよ」と言っていただけて。全ての選考結果が出たのち、グローアップソリューションズに入社の意志を伝えました。前職の引継ぎの関係で入社は半年後になったのですが、その間はITに関する勉強の時間に充てていましたね。仕事に活かせそうな言語やプログラミングに関する本を買って読んだり、プログラミングの学習サービスを利用したり。最低限の知識は抑えようと努力だけは怠りませんでした。

つまづくこともあるけれど、できないことができるようになる喜びのほうが大きいです。

少しだけ言語の勉強をしていたものの、入社後の研修では、スクリプト・変数・ストレージなどなど分からないことがどんどん出てきて、専門用語を調べながら研修を受けていました。通勤中にスマホで用語を調べたり、先輩に聞いたり。一個ずつわからないことを消化していました。研修で初めて自分がプログラミングしたシステムが動いたときは嬉しかったですね。

入社して7ヶ月目になるのですが、今はアパレルのECサイトの運用保守や機能追加に関する開発を任されています。右も左も分からない“初心者”からは脱することができましたが、まだまだつまづくことはあって。クライアントから「ここのページにこんな仕組みを入れたいんだけど」なんて要望があるのですが、すぐに答えられないことも。まずは調べてみて、どうしても分からない場合は先輩にヘルプを出すようにしています。できることが増えるのは成長を実感できて楽しいですね。

今後は、様々な知識を身につけて、どんな要望にもすぐに応えられるようにしていきたいです。リーダーやマネージャーといったマネジメントにも興味があります。

この転職で学んだのは、“環境を変えるのは自分”ということ。もちろん、まずは自分でできる努力をすることが前提になりますが、今の環境に満足できず、且つ元々の環境に変化が見込まれないのであれば、自ら環境を変えるという手段もあります。目の前の状況に固執しないで、理想とする環境へ勇気を出して飛び込んでみることが大事だなと感じました。全く新しい環境で未経験スタートした自分がそれを証明できていれば幸いです。
採用担当者の声
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ3

一緒に仕事がしたい。だから、心を込めてスカウトを送りました。

経営企画室 広報
飯野峰逸
評価したポイントと採用理由 山本さんを採用した当時、私自身もエンジニアで、採用の責任者も兼務していました。当社では、エンジニア自身が舵を取って自分たちが一緒に開発したいと思える方の採用をしているんです。

採用に向けて行なっていたのは、求人原稿の掲載とスカウトの送付。スカウト送付時には履歴書に書かれた自己PRに注目していました。そんな中、山本さんの履歴書を見つけたんです。自分と同い年であることを知り、アツい想いやエンジニアとしての夢があることに惹かれました。直感で、一緒に働きたいと思ったんですよね。

だから、スカウトには、「未経験でもやる気がある人を求めていること」「実際に自分も未経験からはじめたこと」などを書いたんです。当社に興味を持ってもらい、安心して応募してほしいなと思ったので。面接では、彼の夢や想いを直接聞くことができ、盛り上がったのを覚えています。内定後は自分で勉強をしていて、研修でも積極的に質問や相談をするなど、意欲が伝わってきました。飲み込みも早く、やる気が仕事の姿勢に反映されていたんですよね。そのため、異例のスピードでお客様の開発業務を任せられるまでに成長してくれました。今後は、当社の中核を担っていく存在として、マネジメントにも挑戦してもらいたいと考えています。人を育てて、事業の成長に寄与してほしいですね。
企業情報
会社名株式会社fulltas 資本金2000万円
事業内容■経営管理サービス ■ITサービス ■社会インフラサービス ■教育サービス 従業員数60名(2021年1月現在)
「働きがい」で転職・求人情報をさがす
転職ノウハウ