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2015/7/17

ファッションが好き。その気持ち一つで決めた、東京での新生活。

柴原 春香さんの転職体験記
柴原 春香Haruka Shibahara(26歳)
  • 転職前地方銀行の受付
  • 転職後アパレル販売スタッフ
  • 転職活動期間5ヵ月
  • 応募社数1
  • 面接社数1
この体験記のポイント
  • ファッションが大好き。でも就職したのは、大学の勉強が活かせる「地元の銀行」という職場。
  • アパレル業界はまったくの未経験。地元広島を出たこともない。でも思い切って応募。
  • 転職してわかった、想像以上に多彩な仕事。一日があっという間に過ぎていく。

「やってみたい!」という気持ち1つで決めた、銀行員からの転職

前の職場は、今のアパレルの仕事とはまったく違う業界で、地元広島の銀行でした。

学生時代から洋服やファッションは大好きだったんですけど、就職活動をしていたときは、就職先としてはアパレル業界は意識していませんでした。当時は、大学時代に専攻していた経済の知識が活かせる仕事につきたい、ということで金融機関を志望していたんです。地元を離れるという気持ちもなかったので、広島の銀行に就職しました。

銀行では、後方事務や受付業務、金庫番の仕事も任されていました。銀行内では支店長と私だけが担うということで、信頼をいただいて、やりがいも感じていました。

ただ、3年くらい働いて慣れてきたころ、どこかで「自分はこのままでいいんだろうか…」と感じるようになって。淡々と仕事をこなしているというか…。そんなモヤモヤした思いから、思い切って新しいチャレンジをしてみたい、と思うようになったんです。

もともと好きだったお店を、転職サイトで見つけた!

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
転職しようと決めたときから、アパレル業界で働きたいと思っていました。ファッションが好きでしたし、母がずっとアパレル関係の仕事をしていたこともあり、身近に感じていたんです。あと、どうせならトレンドの発信地である東京で働きたいとも思っていました。

企業を選ぶ基準は、やはり自分が好きな洋服を扱っているかどうか。前から、休日によく東京にショッピングに来ていたのですが、広島にはないショップを見るのがとても楽しくて。自然とそういったお店に惹かれるようになりました。

その中でも、エストネーションは必ず立ち寄っていた大好きなお店のひとつでした。なのでエン転職で、エストネーションの募集を見つけたときは「あっ!」と思って、迷うことなく応募したんです。「未経験の自分でも本当に活躍できるかな」「上京生活はうまくいくかな」という不安もあったんですけど、自分が一番大好きな洋服の仕事をしたい、という思いが強かったです。

アパレルの仕事をしている友人に聞いても、エストネーションは業界内での印象がすごく良いと聞いていました。銀行で働いていたときのクセで、財務面でしっかりした会社かどうか、というのもついつい見てしまうんですけど、そういった面でも安心できる会社でした。

広島と東京を往復しながらの転職活動。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ2
選考を受けたのは1社だけですが、転職活動を始めてから、入社までには5ヶ月くらいかかりました。広島での仕事を続けながら、東京で面接を受けていたので、なかなか大変でした。

前職の上司には、事前に転職をしたいということは伝えていたのですが、業務に支障がないようにしたかったので、転職活動は休日を使って進めようと決めていました。休日の面接など、いろいろ調整をしていただいて、本当にありがたかったです。

面接では当時の仕事の話をしたり、志望動機を聞かれたり。とにかく緊張していたので、正直どんな話をしたかもあまり覚えていません(笑)。でも、とてもフランクに話していただいたのは覚えています。「広島での生活ってどんな感じなの?」というように、こちらも話しやすい雰囲気を作ってもらえました。

そして、仕事の休憩中にエストネーションから留守電が入っているのを聞いて。すぐに折り返して、内定のお話をいただきました。すごく嬉しかったんですが、その時は仕事の休憩中だったので、喜びを抑えるのに必死でしたね。でも休憩から受付に戻った時は、きっとすごくにニヤニヤしていたと思います。

大変なことも充実感も、想像以上。1日があっという間に過ぎていく。

入社して驚いたのは、いろいろな仕事があるんだな、ということ。入社前のイメージでは、店頭に立つ仕事がほとんどだと思っていました。でも、それ以外にも色んな仕事があって。例えば「お客様のために何ができるか」ということに対して、店舗ごとにアクションプランを設定して、店舗のスタッフみんなで同じ目標を追いかけたり。他店のスタッフと研修や勉強会で交流したり。バックヤードで検品などの作業をしたり。想像以上に幅広いなというのが本音でしたが、その分やりがいや充実感もすごくあります。だから毎日、あっという間に時間が過ぎていきます。

銀行時代は同じ手続きや業務を繰り返し進めていく仕事が多かったけれど、今は本当に色々な仕事があって忙しいし、楽しいです。大好きな洋服に囲まれて働くことができるだけで、本当に転職してよかったと思いますね。

今後の目標は、「自分に戻ってきてくれるお客様」をつくること。お客様にエストネーションに行きたいと思っていただきたいのはもちろんですが、「柴原のいるエストネーションに行きたい」と思ってもらえるようなお客様をつくっていきたいです。そのためにも、もっとお客様に信頼してもらえるような接客を目指していきます。そして、ゆくゆくは商品ディスプレイを考えたり、責任ある仕事を任せてもらえるように成長していきたいですね。
採用担当者の声
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ3

柴原さんの「チャレンジする気持ち」に心を動かされました。

採用担当
山岡 麻利
評価したポイントと採用理由 私たちが採用する時にもっとも見たいのは、当社に対しての「本気度」なんです。これまでの経験よりも、決意や覚悟を重視します。

彼女と話したとき「ずいぶん思い切ったことする子だな」と思いました(笑)。未経験からこの業界に飛び込んで来ようとしているし、地元広島を離れて東京でまったく新しい生活が始まるわけです。すごい覚悟ですよね。都内の同業から転職してくる経験者よりも、本気度は強いと思いました。

当社の採用では、エストネーションの理念や価値観に共感しているか、そこに対して本気で向き合おうとしているか、という点を大切にしています。どれだけ経験を積んできた人であっても、本気度が伝わってこなかったり、どこでも言えるような志望動機では、採用する側も不安になってしまいます。だから、1時間近く時間をかけてじっくり本気度を見ていくんですが、彼女は言葉の節々に、この仕事に対する想いが込められていました。

チャレンジするスタッフの夢の実現をサポートするのが私たち人事の役割じゃないかな、って思っています。たとえば彼女に「自分に戻ってきてくれるお客様を増やしたい」という目標があるなら、それが得意な先輩社員との接点を作るとか。彼女が話してくれた目標を叶えるために、何をすべきか。これから一緒に考えていきたいと思います。
企業情報
会社名株式会社サザビーリーグ エストネーションカンパニー 資本金9000万円
事業内容衣料品、服飾雑貨、ギフト雑貨等のオリジナル商品を中心に展開する大型専門店事業 従業員数367名(単体) 5383名(連結)
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