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2022/3/7

初めての転職。ブレない軸があったからこそ、最短距離で”運命の1社”に出会えた。

小西 晃平さんの転職体験記
小西 晃平Kohei Konishi(25歳)
  • 転職前金融機関の渉外担当
  • 転職後ラベル印刷会社の営業担当
  • 転職活動期間1ヵ月
  • 応募社数1
  • 面接社数1
この体験記のポイント
  • 地域貢献に魅力を感じていた金融機関の仕事。組織合併により、やりがいを得にくい環境に。
  • 「地元×営業」にこだわった仕事探し。軸が明確だったからこそ、ベストマッチな会社にたどり着いた。
  • 何を話したか覚えていないぐらい、自然体で臨めた面接。熱意が実り、ギャップのない転職に成功!

組織事情によって阻まれた、「地元に貢献したい」という想い。

新卒で入社したのは、地元の金融機関でした。自分の育ってきた土地が好きなので、地域貢献につながる仕事がしたかったんです。入社後は渉外担当として、個人のお客さまのフォローや集金、そのほか金融商品の提案などをしていました。

人と話すことが好きなので、仕事は楽しかったですね。直接お客さまとやり取りするポジションですから、自分のことを覚えてもらえる、頼ってもらえる…というのが嬉しくて。仕事そのものに対しては、不満はありませんでした。

ただ、あるとき組織合併の話が出てきたんです。もともとは小さなエリアごとに分かれていたのが、大阪全体でひとつの組織になる、と。そうなると他エリアへの配置転換なども生じますよね。でも、僕がやりたかったのはあくまで地元である東大阪エリアへの貢献。府内の広い地域をカバーするというのはイメージできませんでした。

組織全体での決定ですから、僕ひとりで覆せるものでもありません。今まで得られていたやりがいが失われてしまうのは悲しいと思い、転職を考え始めました。もちろん、安定を求めてそのまま居続けることもできたとは思います。ただ、モヤモヤしたまま3年・4年…と続けたところで誰のためにもならないですし、きっかけを見失ったままズルズルいってしまう恐れもある。決断するなら早いほうがいいと考え、新卒2年目のはじめに退職を決めました。

譲れないポイントは「地域密着」「人と話す仕事」。やりたいことを貫いた仕事探し。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
初めての転職活動だったので、まずはリサーチから始めました。転職サイトに登録したり、ハローワークに行ったり、ネットで検索をかけたりしながら、色々な情報を集めましたね。「新卒の就職活動と中途の転職活動は何が違うのか?」「応募書類はどうやって書くのか?」「どんな内容を書くべきなのか?」「面接の心得は?」などなど。何も知識がなかったので、とにかくインプットをしようと思っていました。

情報収集とともに行なったのは、自分のやりたいことや譲れないポイントをハッキリさせることです。まず、前職を辞めた理由が「地元への貢献ができなくなること」でしたから、地域に密着した会社がいい。そして、仕事をする中で一番楽しかったのが「お客さまとのコミュニケーション」。これらの条件が揃う仕事ならきっとやりがいを持てると思い、「東大阪×営業」で候補を絞っていきました。軸はぶらさなかったですね。周囲の人にも特に相談はせず、自分の意志で決めていました。

エン転職でよく使った機能は「気になる」ボタンですね。精巧社との出会いも「気になる」ボタンからのスカウトでした。機械などに貼るラベルやステッカーの営業職なのですが、少しデザイン的な業務もあるとのことで、面白いなと思ったのがきっかけです。実はプライベートで青年団をやっていて、お揃いのタオルなどをデザインしたことがあったんですよね。そんな体験からの興味もあって、応募してみることにしました。

普段どおりの自分でいられた面接。率直に熱意を伝えられた。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ2
1社目の応募だったのですが、無事に書類選考を通過し、面接の案内をもらえました。最初にいろいろリサーチしたおかげで、応募書類は比較的すんなり作れたんです。ただ、そこからが問題で(笑)。面接は相手があることですし、何を聞かれるかも分からないですよね。しかも1次面接がいきなり社長面接とのことだったので、不安とプレッシャーはかなりありました。とはいえ、自分としては今までやってきたことを伝えるしかない。「前職で経験したこと」と「仕事で貢献できていたこと」はしっかり話せるように、できる限り準備して臨みました。

……そんな風に気合を入れていたわけですが、いざ社長と対面したら、予想していた面接の雰囲気と全然違って。まったく形式ばったものではなく、和やかに世間話をするような感じだったんです。実を言うと、面接でどんなことを話したかあまり覚えていないんですよ。もちろん前職の経験などはきちんと話しましたが、あとは本当に何気ない雑談をしていたような印象で。それぐらい飾らずにコミュニケーションできましたし、社長の気さくさもあってプレッシャーを感じることもなかったです。自分のやりたいことが何で、どんな人間なのか、肩ひじはらずに伝えられたと思います。

面接後に社内見学もさせてもらったのですが、先輩社員も皆さん穏やかで「ここで働きたいな」という気持ちが大きくなりました。1社目で、すごくフィーリングが合う会社に出会えたと思いましたね。「ぜひ入社させてください」という熱意を伝えたら、その場で内定をもらうことができました。自分の軸をしっかり決めて、何がやりたいか素直に伝えられたことが、いい出会いにつながったのかなと思っています。

第一印象どおりの温かい社風。いずれは自分も、後輩を温かく迎えられるようになりたい。

入社後は研修としてさまざまな部署を回りましたが、どこに行っても人の温かさを感じました。どの部署の人もすぐ声をかけてくれますし、社長ともすごく距離が近いんです。社内見学のときに受けた印象どおりの、穏やかな社風でした。前職は少し社員同士が遠く感じるところもあったので、そういう意味ではギャップというか、いい意味での驚きがありましたね。「こんな会社があったんだ」と。どんな仕事でも大変さはありますが、やっぱり人間関係がいいとモチベーションも変わってくると思います。分からないことがあればすぐ聞ける雰囲気なのも、入社したばかりの身としてはとても有難いです。

営業としてはまだ修行中。先輩のサポート的な立ち位置で、製品手配やコスト管理などの経験を積んでいます。前職は売上を積みあげていくタイプの営業でしたが、今の仕事はひとつの商品をいかに高効率・低コストでつくるかが大切。重視する要素が全然違うので、そこは難しさを感じます。材料費の計算など数字を扱う機会も多いので、日々勉強ですね。

先輩方から本当に良くしてもらっているので、いずれは自分も後輩から頼られる存在になりたいと思っています。早く一人前になって、キャリアアップしていきたいですね。頑張って出世したいです!(笑)
採用担当者の声
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ3

とにかく「素直さ」がある人。自然体で話してくれたのが好印象でした。

代表取締役社長
西﨑 光彦
評価したポイントと採用理由 小西さんを採用した決め手は、なんといっても「素直さ」です。前職の仕事内容や退職の経緯などざっくばらんに聞きましたが、なんでも包み隠さず話してくれました。本心で語っているからか、コミュニケーションも自然で好印象でしたね。前職の金融機関でもまじめに頑張っていたようですし、当社に合う人材だと感じました。本人も同じように感じてくれていたと思います。

今はサポート的な業務を中心に任せていますが、私としてはもっと責任ある仕事をやってもらいたい。彼の上司にも「早く育成してほしい」と要望を出しています。小西さんはいわゆるZ世代で、会社の今後を担っていく存在だと思っているので、大いに期待をかけていますよ。

当社は「健康経営優良法人」に認定されており、働きやすさは間違いなくあります。ただ、”ゆるい”だけの環境にはしたくないんです。ゆるブラック企業なんて言葉もありますが、楽で変わり映えのしない業務を淡々とこなすのではなく、社員の成長を促していける会社でありたい。そういう意味でも、小西さんにはどんどん上のミッションに挑戦して、レベルアップしてほしいと思っています。彼の素直さを活かして、色々なことを吸収してもらえたら嬉しいですね。
企業情報
会社名株式会社精巧社 資本金4500万円
事業内容ラベル・ステッカー印刷及び加工・製造・販売 従業員数48名(2021年4月現在)
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