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2015/5/29

31歳の転職。踏み切った理由は「自信を持ってプロポーズしたかった」。

新井 拓峰さんの転職体験記
新井 拓峰Takuho Arai(31歳)
  • 転職前飲食店の店長
  • 転職後飲食店の店長
  • 転職活動期間1ヵ月
  • 応募社数2
  • 面接社数1
この体験記のポイント
  • 結婚前に待遇と休日を安定させたいと、転職を決意。
  • 働きながら、スキマ時間で転職活動をする日々。
  • 応募後わずか4日で、スピード内定。

彼女との結婚を考えたとき、今の仕事ではキツイな、と。

前職はベンチャー系の飲食店で働いていて、店舗の運営や新店舗の立ち上げを任せてもらっていました。やりがいはありましたが、かなりのハードワークだったんです。朝から出勤して、深夜の2時から3時にふらふらになって帰宅して、翌日も朝10時に出勤して……、という生活スタイルがほぼ毎日。正直、休日はないに等しかったですし、付き合っている彼女と一緒に過ごす時間も満足に取れていませんでした。

慌しい生活を送る中で31歳を迎え、彼女との結婚を真剣に考え出しました。ただ、休むこともままならない上、特別稼げるわけでもない今の職場では、家庭を持つのは厳しいと感じたんです。そこで、転職しようかなと。もちろん、彼女にも転職を考えていることは伝えましたよ。「辞めちゃうの?」と不安そうでしたが、2人の将来を考えての決断だと説明をして、納得してもらいました。

好条件すぎて、最初は疑っていた。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
私の場合、前の仕事を続けながら転職活動を始めたので、満足に時間が割けなくて。通勤電車や休憩時間などのスキマ時間にスマホで求人サイトを流し読みすることしかできていませんでした。この日もスマホで「エン転職」のサイトをパラパラと見ていたところ、飲食店の店長職で「月給30万円~、休日月8~9日」という求人がすっと目に留まったんです。

正直なところ、「本当にこんなに休めるのかな」「どうせ、人足りないから出てって言われるんだろうな」と思いましたね。前職も前々職も飲食系でしたが、月9日休めるところなんてありませんでしたから。中には、入社したら求人広告の記載と条件が異なっていた会社もあったので、半信半疑だったんです。でも、聚楽の求人広告には自分と同じように家庭を持ちたいと転職した社員さんの話が載っていて、あくまで文面から受けた印象ですが、あったかさを感じたんですよね。そこで、思い切って応募することにしました。

「もう辞めない」って心に誓って。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ2
正月明けの1月5日に応募したところ、即日で企業から連絡を頂き、2日後に一次面接に臨みました。面接でお会いした社員の方たちが「この人と一緒に働きたい」と思えるほど良い人で、実際に「お二人と仕事がしたいです」と気持ちを伝えて帰って来ました。面接を終えて、私の中での入社意欲は高まっていたのですが、「自分はもう31歳だし、普通は採用しないよなぁ」という不安は拭えませんでした。ですが、面接を終えて数時間ほど経った頃、企業から一次面接通過の連絡が来て。「ひょっとして、これはいけるかな」なんて思いましたね。

二次面接が行なわれたのは、一次面接の翌々日。一番印象に残っているのは、面接の中で「転職ってことは、前の会社を辞めたってことだよね。ウチは辞めない?」と聞かれたことです。正直、その質問は心にぐさっと刺さりましたが、「辞めません」と答えました。加えて、軽い気持ちで転職を決めたわけではないこと、ここの社員さんと一緒に働きたいと感じた気持ちを伝えたところ、その場で内定を頂けたんです。もちろん「お願いします」と即答し、握手をして会社を出ました。会社のビルが見えなくなったところですぐに彼女に「受かった!」って電話しました。彼女も喜んでくれましたが、同時に「もう辞めないでね」と釘をさされました(笑)。

自信を持ってプロポーズできそう。

まだ入社して3ヶ月ほどですが、生活は大きく変わりましたね。居酒屋なので夜勤はありますが、求人広告に書かれていたとおり月8~9日はしっかり休めるので、彼女と過ごす時間がぐんと増えました。これだけ休みがある生活は初めてなので、「こんなに休んでいいの?何して過ごそうか」と戸惑ってしまったくらいでした。

求人広告や面接で感じた印象の通り、雰囲気も良くて、本社と店舗の距離の近さにも満足です。求人広告に嘘はありませんでしたね。この会社でなら、彼女に自信を持ってプロポーズできそうです。今はまだスタッフですが、早く店長として一つのお店を任せてもらい、会社に貢献していきたいと思っています。
採用担当者の声
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ3

「業界経験」は一つの情報でしかありません。決め手は礼儀正しさでした。

レストラン営業部 スーパーバイザー
大澤 隼人
評価したポイントと採用理由 言ってしまえば、飲食業界の仕事ってお母さんが家族にご飯を食べさせることと同じで、誰でもできる仕事じゃないですか。ですから、採用活動においても、経験よりはお客さまや一緒に働く仲間など「人からの見られ方」に敏感になれるか、という感受性を重視する傾向にありますね。

彼の場合も、評価したのはそこでした。私は一次面接を担当したのですが、彼の話し方、振る舞いなどの礼儀正しさに好感を持ったのです。正直言って、初対面の相手との面接で、その人が良い人か悪い人かなんて分かりません。ただ、面接に臨む身なりや立ち振る舞いから、人からの見られ方を意識できる方かどうかは分かります。そこで、少なくとも彼は人にどう思われるかを考えられる感受性のある方だな、と思えた点が決め手でした。もちろん、当社の選考において飲食業界の経験があることはプラスの情報ではあります。ただ、選考の上で最重要ではなかったということです。

彼は、今お付き合いしている彼女と家庭を築くためにも早く店長になりたいと話しているようですが、今年は出店が多くなるので、チャンスも多いと思います。ぜひ、自分の手で掴み取ってほしいと期待しています。
企業情報
会社名株式会社聚楽 資本金1億円
事業内容■直営レストランおよびFCレストランの運営 ■都市ホテル・リゾートホテルおよび結婚式場の運営 <直営レストラン> 『びいどろ』『エルチャテオ』『聚楽』『酒亭じゅらく』『亜麺坊』『御酒印船』『イタリアンレストラン ビオディナミ』等27店舗を運営。 <FCレストラン> 『居酒家 かまどか』『炭火焼肉酒家 牛角』『居酒家 土間土間』『大衆酒場 ぶっちぎり酒場』『しゃぶしゃぶ温野菜』『すみれ』等9店舗を運営。 従業員数1262名(2022年10月現在)
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