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2018/8/30

スイーツ販売から、ヘルプデスクに。
キャリアチェンジ成功の秘訣は、1ヶ月の研修でした。

枦田 幸代さんの転職体験記
枦田 幸代Yukiyo Hashita(27歳)
  • 転職前スイーツの販売(店長)
  • 転職後ヘルプデスク
  • 転職活動期間2ヵ月
  • 応募社数7
  • 面接社数4
この体験記のポイント
  • 新卒で就いた仕事はスイーツの販売。目標の「店長になること」は、入社3ヶ月でクリア。
  • 新たにチャレンジしたのは、ヘルプデスク。興味のあったITと接客経験が活かせると思った。
  • 入社後1ヶ月間の研修を経て現場配属。社員の方から感謝されることに喜びを感じる毎日。

入社して3ヶ月で店長に。目標を早々にクリアしてしまった。

大学は農学部で“食”について学んでいたこともあって、卒業後の進路は、漠然と食にかかわる仕事に就けたらと考えていました。食品メーカーや研究職といった仕事もある中で、私が選んだのはスイーツの販売の仕事です。学生の頃に接客のバイトをしていて、そこでの経験が印象に残っていて。とても楽しい体験だったんですよね。最初は販売スタッフとして、そして3ヶ月経った頃には店長になりました。え…3ヶ月で…?と私も最初はビックリ(笑)。でも、入社時に店長になることを目標としていたので、せっかくのチャンスだからやってみよう、とチャレンジしたんです。

店長というのは、その名の通り「お店のトップ」ですから、売上向上を目指した店舗マネジメントが役割。その日の天候や地域のイベントを考慮しながら販売戦略を考えたり、バイトスタッフが気持ちよく働けるような環境を作ったり…お客様に喜んでいただけるお店作りとはなにかを考えて形にしてきました。その結果、常連のお客様が増えたり、売上上位の店舗として表彰されたりしたことも。店長としての面白さを感じられる日々でしたね。

それから1年半ほど経った頃だったと思います、少しずつ転職を考えるようになりました。「店長になる」という目標を早々に達成してしまったこともあり、違う仕事に挑戦したいという気持ちが芽生えてきたんだと思います。今の仕事が嫌になったというよりは、新しい環境で新しい仕事をすることに興味を持ったように思います。

興味があったのは、「IT技術」と「人と接すること」。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
次にやりたい仕事が明確に決まっていたわけではなかったので、まず最初に行ったのは“自己分析”です。自分が何に面白さを感じるのか、モチベーションが高くなるのか、逆に何が苦手なのかを知ろうと思いました。自分のやりたいことや得意なことを理解した上で、新しい仕事を選べたら、と考えました。そのほうが毎日の仕事が楽しいのはもちろん、きちんと成果につなげていけると思ったんです。

その中で私が興味を持ったのは、2つあります。1点目が“IT技術”。店長として顧客分析や店舗情報をデータで分析していく中で、ITの技術はとても重要だと感じていました。データに基づいて精度の高い戦略を立てることができたら、レベルの高い店舗マネジメントができると魅力的に思っていたんです。2点目は、人と接する仕事。これまでの経験を振り返ってみても、私はやっぱり人と会話をしながら仕事をすることが好き。喜んでもらったり、ありがとうと感謝される仕事をしていきたいな、と思いました。

“あなたという人を知りたい”という面接が、何より嬉しかった。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ2
企業を探していく中で出会ったのがヘルプデスクやIT事務の仕事。ユーザーや顧客からのITに関する問い合わせに対応していくという仕事を知り、「これは、私がやりたい仕事だ」と感じました。ITに関する仕事という希望と、これまでの販売経験が活かせるのではないか、と思ったんです。

その中から「未経験OK」と記載がある求人に絞りながら、応募企業を決めていきました。私の場合、接客の経験はありますが、IT関連の仕事は全くありません。ですから、その辺りはとても不安でした。実際に面接に進んだのは4社ほどですが、未経験OK・IT知識は不要と記載があっても、面接に行ってみると、ITの知識はどのぐらいあるのか問われたり、経験の有無を聞かれたり…本当に求めているのは経験のある方なのかな、と思う場面が多々ありました。

一方で、システナは他の企業の面接とは全くスタイルが異なっていて、とても印象的でした。“あなたという人を知りたい”という姿勢が伝わってきて。私がどんな仕事に喜びを感じるのか、楽しさを感じるのか…といった話をしたことを覚えています。ここでなら、無理なく自分らしく働けるのではないかと感じたんです。面接を終えて、改めてシステナに入社することを考えたとき、IT関連の仕事、人と接する仕事、都内の勤務地、完全週休2日…と自分が希望している条件を全て満たしていると思い、入社を決めました。

1ヶ月間はみっちり研修!ヘルプデスクに必要なことを教わった。

入社して最初の1ヶ月間は、みっちり研修がありました。ビジネスマナーから始まり、技術面の知識、ユーザーとの会話から課題を引き出すスキルまで、ヘルプデスクに必要なことを一通り学びました。今、振り返るととても良い経験をさせてもらったと思うのですが、この1ヶ月間は毎日泣いてましたね(笑)。できないと言って泣いて、できるようになったと言って泣いて…。同期が6人いたのですが、みんなで毎日支えあいながら、なんとか卒業することができました。

研修を終えた後は、いよいよ現場配属に。システナは、さまざまな企業からヘルプデスク業務を請け負っていますので、私もこの2年で2社経験をしました。今、働いている会社は、IT関連の企業。1000人以上の従業員がいる上場企業です。人数も多いので、毎日たくさんの問い合わせがきますが、一つひとつ解決をして、社員のみなさんから“ありがとう”と感謝されるとやりがいを感じますね。一度やり取りをした社員の方と後日、廊下で会っても私のことを覚えてくださっていて「この前はありがとうございました」なんて言われると、とても嬉しいです。みなさんの役に立てているんだなと実感する瞬間ですね。

振り返ってみて、私の転職は、スイーツの販売からヘルプデスクという全く異なる仕事への転換でした。不安は大きかったですが、入社後1ヶ月間の研修に助けられたと感じますね。今の私のベースになっています。今後は、より専門的な知識を身につけていきたいです。勉強会に参加したり、資格をとったり…自分を高めるための努力をして、経験を深めていきたいと思っています。
採用担当者の声
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ3

ポイントは、ITの知識ではなく、人の役に立つ仕事がしたいという気持ちでした。

人事部 採用課
小嶋 直美
評価したポイントと採用理由 面接で、私たちが大切にしていることは2点あります。
1点目は、「人の役に立つ仕事がしたい」「喜んでもらうことが嬉しい」という方です。今回お任せするのは、ヘルプデスク業務。困っている方からの問い合わせに対応していく仕事であることを考えると、何よりも大事な気持ちなんです。困っていることを解決し、「助かりました」「ありがとう」と喜んでもらうことに、やりがいを感じる方にお願いしたいと考えています。2点目は、個人ではなくチームで仕事ができる人。一人でできる仕事は何一つありませんから、一緒に働いている仲間を尊重し、チームワークを大事にしながら成果につなげていけるかを重視しています。

枦田さんは2つの点で合格でした。これまでの接客経験において、お客様から感謝されることに何よりも喜びを感じていましたし、バイトスタッフを上手にまとめあげ店舗運営をしていたという実績もあった。このあたりを高く評価しました。ITの知識やスキルは入社後にいくらでも身につけられます。大切なのは、サービスの先にいるお客様に喜んでもらいたいという気持ちがあるかどうかなんです。
企業情報
会社名株式会社システナ 資本金単体:15億1,375万円(2024年7月1日時点)
事業内容■システム設計・開発 ・Webアプリケーションシステム ・スマートフォン、家電組込システム ・金融、保険系基幹システム ■ITサービス ・ユーザーサポート、ヘルプデスク ・システム保守、運用 ■IT機器、ビジネスソフトウェア販売 ・各種サーバー、IT機器販売 ・ITシステム企画・設計・構築 ■クラウド事業 ・仮想化システム設計・構築・運用 ・仮想化パッケージ販売 ※一般労働者派遣事業 派13-304785 従業員数単体:4,342名 連結:5,882名(2024年7月1日時点)
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