未経験者の採用は、会社にとっても成長のきっかけになります。
システム開発部 マネージャー
大野 新太郎
評価したポイントと採用理由
実は今回の募集、未経験の人材を採用するためのものではありませんでした。小さな若い会社ですから、どうしても即戦力になる人材の方が優先度が高かったんです。しかも、これまでは社員の知人紹介を中心に採用を行なってきたため、公募からの採用自体が手探りでした。
ところがフタを開けてみると、今回面接した中では唯一の未経験者だった坂本君を採用することになりました。
技術が優れている方は他にたくさんいらっしゃいました。でも私たちがほしかったのは、システムをつくるだけではなく、お客様にどれだけ寄り添って考えられるか、という姿勢でした。技術やアイデアだけでも何年かは食べていけますが、いつかはそれだけで対応できなくなるときが訪れます。開発といえどもお客様あってのビジネスですから、お客様に「良い印象」を与えられるかどうか、コミュニケーションの部分も重要なポイントだと考えるようになったのです。
実際に坂本君と会った際、とても好感の持てる人だという印象を受けました。また「コミュニケーションには自信があります」と自分から言ってくれたことが採用決定の理由になりました。質問には的確に答えてくれましたし、なにより当社の社風や理念にも共感してくれていましたからね。
今回初めて未経験者を採用したわけですが、これは会社にとっても、良い影響がありました。人に教えるために「ここは注意した方がいい」「こういうことが大切」という話をすると、自分たちも改めて意識するようになるんです。教育環境が整っていないので至らないところもたくさんあり、正直、坂本君には申し訳ないなと思うこともあります。ただその分、次に自分が後輩を育てる立場に立ったなら、今の我々よりもきっとうまくできる人材になってくれると思います。こうした変化の積み重ねが、会社をより柔軟に、より強くしていくことにつながる。今はそんな期待がふくらんでいます。
ところがフタを開けてみると、今回面接した中では唯一の未経験者だった坂本君を採用することになりました。
技術が優れている方は他にたくさんいらっしゃいました。でも私たちがほしかったのは、システムをつくるだけではなく、お客様にどれだけ寄り添って考えられるか、という姿勢でした。技術やアイデアだけでも何年かは食べていけますが、いつかはそれだけで対応できなくなるときが訪れます。開発といえどもお客様あってのビジネスですから、お客様に「良い印象」を与えられるかどうか、コミュニケーションの部分も重要なポイントだと考えるようになったのです。
実際に坂本君と会った際、とても好感の持てる人だという印象を受けました。また「コミュニケーションには自信があります」と自分から言ってくれたことが採用決定の理由になりました。質問には的確に答えてくれましたし、なにより当社の社風や理念にも共感してくれていましたからね。
今回初めて未経験者を採用したわけですが、これは会社にとっても、良い影響がありました。人に教えるために「ここは注意した方がいい」「こういうことが大切」という話をすると、自分たちも改めて意識するようになるんです。教育環境が整っていないので至らないところもたくさんあり、正直、坂本君には申し訳ないなと思うこともあります。ただその分、次に自分が後輩を育てる立場に立ったなら、今の我々よりもきっとうまくできる人材になってくれると思います。こうした変化の積み重ねが、会社をより柔軟に、より強くしていくことにつながる。今はそんな期待がふくらんでいます。