積み立てNISA、iDeCo、企業型DC…と、資産形成の話題が増えていますよね。企業型確定拠出年金（以下企業型DC）の概要、メリット・デメリットについて説明します。

■企業型DCとは？
・福利厚生の1つとして位置づけられており、導入企業の従業員のみが活用できる制度
・企業が毎月一定額の掛金を積み立て、従業員（加入者）が自分で年金資産を運用します
・個人の運用方法によって利益が変わるため、退職時に受け取る金額も異なります
　※企業によって制度が異なるため、詳細は入社前にご確認をお願いします

■企業型DCのメリット
以下の通り、税制優遇が主なメリットです。
・掛金に対する所得税・住民税の課税がない（事業主掛金が給与とみなされない）
・利息・運用益が非課税
・受取時に一定の非課税枠がある

■企業型DCのデメリット
以下の通りです。生活・貯蓄に支障をきたさない範囲での運用をおすすめします。
・原則解約ができない
・原則60歳まで引き出し不可

福利厚生をはじめとする待遇面は、求人の1要素にすぎません。事業内容・仕事内容など、総合的に求人を確認し、あなたに合った求人を探してみてください。Y.Fさんの転職活動、応援しています！



【よく一緒に読まれている記事はこちら】
■退職時、企業型確定拠出年金（企業型DC）はどうなる？
■志望動機、「福利厚生に魅力を感じた」と伝えてもOK？NG？
■求人を見れば見るほど、何をやりたいのか分からなくなります
■「月給と月収は違う？」「みなし残業代って…？」給与を正しく知りたい！
■結局、何日休めるの？「年間休日」「完全週休2日制」など、休日休暇の専門用語がわからない！