「ずっと仕事を続けていきたい」という意志をお持ちとのこと、それだけにキャリアについて真剣に考える機会は多いかと思います。そんな中で転職が選択肢に入ることも、決して不自然なことではありません。
ただ、現状で転職に踏み切るのは、時期尚早かもしれません。そのチェックの意味も含めて、まず一度、立ち止まって考えていただきたいことがあります。
それは、「あんな風に」をもう少し分解した、具体的なイメージです。たとえば…
「結婚・出産を経て、時短でゆったり働き続ける」
「時短でも、生産性を上げて成果を追求したい」
「マネジメント経験を積み、管理職を目指す」
「専門性を磨いて、何かのスペシャリストになりたい」
「思い切って独立!起業する」など
などなど、一言で「キャリア」と言っても様々。Y.Kさんの築いていきたいキャリアに近いものはあったでしょうか?もう少し「あんな風に」のイメージを具体化することが、不安を解きほぐす第一歩になるかと思います。
もう一つ、考え直していただきたいのが、ロールモデルの「捉え方」です。
一般的には、「お手本となる人、模範」といった意味合いで使われることが多いですよね。ただ個人的には、「ロールモデル」を丸ごと真似しようとしなくても良いのではないか、と思っています。その人と全く同じ人生を歩むことはもちろん不可能ですし、Y.Kさんにとって必ずしも素晴らしいキャリアとも言えないからです。
もし、今回具体化したキャリアと合うロールモデルが、やはり職場にいない…ということであれば、職場の外に目を向けるのも一つの手。複数の人から、尊敬できる点や真似したい点を集めて、Y.Kさんなりのロールモデルを描く…という感じです。それこそ、自分らしくずっと仕事を続けていく上で、一つの指針になるはず。応援しています!