【転職者1万人調査】日本企業でも増えている「ジョブ型雇用」認知度は14%。
転職者が感じるメリットはミスマッチ軽減、デメリットは採用されづらさ。
今回のアンケートでは、仕事内容・勤務条件などがあらかじめジョブ・ディスクリプション(職務記述書)により定められる
「ジョブ型雇用」についてお聞きしました。
ジョブ型雇用を知っていますかという質問に対して、
「言葉も意味も知っている」と回答された方は
14%に留まっています。しかし、言葉の意味を説明した上で「ジョブ型雇用」について問うと、
良いと思う方は
76%に達しました。その理由として最も多かったのは、
「ミスマッチが減りそうだから(入社時に職務・役割が定められる)」でした。一方でジョブ型雇用を良くないと思う方からは、
「未経験から採用されづらい傾向がある」が懸念点として挙げられています。
また、実際にジョブ型雇用で転職したことがある方には、ジョブ型雇用で転職した理由をお聞きしました。20~30代からは
「入社後のイメージがついたから(入社時に職務・役割が定められる)」、40代以上からは
「職歴・経験・スキル・専門性が尊重された」が最も多く挙げられています。具体的なエピソードとしては、
「入社翌日から職務にあたることができた」「大学時代に学んだグラフィックデザインの知識とノウハウが評価された」などが寄せられました。
「ジョブ型雇用」はこれから日本でも普及していくと見られている雇用の形の一つ。メリット・デメリット、両方の理解を深め、企業選びの参考にしていただければと思います。
今月もたくさんのご協力、ありがとうございました。
現在開催中のアンケート&プレゼントでも、あなたのご参加をお待ちしております!
(編集部 石田)