動画でCheck!
取材から受けた会社の印象
2007年、同法人は理事長の柴田さんを筆頭に、自立援助ホーム開設に向けて動き出しました。きっかけは「親や大人に頼る術がない子どもたちが、将来の夢や希望をもてるようにしたい」という想いだったそうです。
この想いは、今も同法人の中に色濃く根付いています。例えば、『施設』ではなく『ホーム』と呼ぶこと。”施設に入れられた”というイメージを持たないようにするためです。また、『指導員』だった名称は『支援員』に改称。子どもたちと一緒に取り組む姿勢を表しています。
そして印象的だったのは、「時には失敗を経験することも大切」という考え方。失敗しないようにフォローすることが必ずしも正しいとは限らず、失敗したときに「いい経験ができたね」と励ましてあげられる存在でありたいとおっしゃっていました。
数年間の食・住を提供するだけでなく、将来も考えた支援ができる。成長に寄り添いたい方にとって、魅力的な環境ではないでしょうか。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい■子どもの変化を実感できること
ホームに自ら望んで入居する子どもたちはほとんどおらず、これまでの経験から、人を信用することが難しい、人に頼る方法を知らないという場合も。そんな子どもたちと一緒の時間を過ごすうちに、名前で呼んでくれるようになったり、「助けてほしい」「これをやってみたい」と意思表示してくれるようになったりするそうです。その変化をすぐそばで見守ることができる点はやりがいだといえるでしょう。また、ホーム卒業後に「○○さん、オレ元気にがんばってるよ」と直接報告しに来てくれることも多いのだとか。夢や目標をもち、元気に人生を楽しんでいる姿を見た時は、涙が出そうなほどの嬉しさがこみ上げてくるそうです。
ホームに自ら望んで入居する子どもたちはほとんどおらず、これまでの経験から、人を信用することが難しい、人に頼る方法を知らないという場合も。そんな子どもたちと一緒の時間を過ごすうちに、名前で呼んでくれるようになったり、「助けてほしい」「これをやってみたい」と意思表示してくれるようになったりするそうです。その変化をすぐそばで見守ることができる点はやりがいだといえるでしょう。また、ホーム卒業後に「○○さん、オレ元気にがんばってるよ」と直接報告しに来てくれることも多いのだとか。夢や目標をもち、元気に人生を楽しんでいる姿を見た時は、涙が出そうなほどの嬉しさがこみ上げてくるそうです。
厳しさ■一人ひとりに合わせた支援の難しさ
ホームには15歳~20歳までの青少年が入居しています。すでに人格形成ができており、特に近年では内向的な子どもたちが多くなっているのだとか。そのため、心を開いてくれるまでに時間がかかることもあります。同法人が大切にしているのは「子どもの自主性を尊重する」こと。これには意思表示してくれるまで『待つ』ことも含まれます。しかし、長くても5年、18歳や19歳で入居してきた場合は1~2年しかありません。限られた時間の中で、相手が望んでいることは何か、どうすれば心の距離を縮められるのか。もどかしさや焦りを感じながらも、一人ひとりに合わせた支援のカタチを考え続けなければならない点は厳しさだといえます。
ホームには15歳~20歳までの青少年が入居しています。すでに人格形成ができており、特に近年では内向的な子どもたちが多くなっているのだとか。そのため、心を開いてくれるまでに時間がかかることもあります。同法人が大切にしているのは「子どもの自主性を尊重する」こと。これには意思表示してくれるまで『待つ』ことも含まれます。しかし、長くても5年、18歳や19歳で入居してきた場合は1~2年しかありません。限られた時間の中で、相手が望んでいることは何か、どうすれば心の距離を縮められるのか。もどかしさや焦りを感じながらも、一人ひとりに合わせた支援のカタチを考え続けなければならない点は厳しさだといえます。
この仕事の向き&不向き
向いている人◎相手の立場に立ったコミュニケーションが取れる方、誰かのために行動したい方
同法人が大切にしているのは「自主性」であり、その自主性をもとにした経験の積み重ねを通して、自立した生活を送れるようになることです。その実現に向けて、上から目線ではなく、相手と同じ目線でコミュニケーションを取れる方、本当に相手のためになる行動をしたい方に向いています。
同法人が大切にしているのは「自主性」であり、その自主性をもとにした経験の積み重ねを通して、自立した生活を送れるようになることです。その実現に向けて、上から目線ではなく、相手と同じ目線でコミュニケーションを取れる方、本当に相手のためになる行動をしたい方に向いています。
向いていない人△自分本位な気持ちや感情で支援してしまう方
同法人の支援員は「指導員」ではありません。何かを教えるのではなく、あくまで子どもたちの「やりたい」を受け入れ、尊重し、サポートすることが大切。短期間で成果を求めたり、自分流の考え方や解決策による支援をしてしまったりする方にはマッチしないでしょう。
同法人の支援員は「指導員」ではありません。何かを教えるのではなく、あくまで子どもたちの「やりたい」を受け入れ、尊重し、サポートすることが大切。短期間で成果を求めたり、自分流の考え方や解決策による支援をしてしまったりする方にはマッチしないでしょう。