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取材から受けた会社の印象
待機児童が深刻化する現在、同社が運営するような学童や児童館は欠かせない存在です。ですが、同社が年々大きく成長している理由は、時代の追い風だけではありません。
創業61年を迎えた「ソシオークグループ」の一社である同社。グループ間のシナジーが同社の成長を支える大きな要因の1つだそうです。たとえば、グループには給食サービスを専門に手がけている会社もあるため、保護者の方はお弁当を用意する時間や手間を削減できます。また、これまでの運営実績もあり、行政からの信頼を得ているため、行政による運営公募の際に入札で多くの依頼を獲得できているそうです。
こうした理由から、堅実な成長を続ける同社。関東だけでなく、東海や関西、九州での開設を視野に入れ、来年は現在の750施設から1000施設まで施設を拡大する方針です。今後のさらなる成長が期待できる企業だと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがいアイデアが通りやすいことが、仕事の魅力の1つ。たとえば、神奈川県小田原市の学童では、小田原の伝統的な工芸品「小田原ちょうちん」を制作するイベントを実施したり、千葉県佐倉市の学童では「第8回 全国小学校ラジオ体操コンクール」に挑戦して奨励賞を受賞したり。自分のアイデアがきっかけとなったイベントで、スタッフや子どもたちが楽しそうにしていると、「実施してよかった」という気持ちになるそうです。また、こうした取り組みは、新聞やTV、ラジオなどのイベントに取り上げられることも多数。世の中に影響を与える誇らしさも感じられます。
厳しさマネジメントにおいては、マニュアル通りの対応で解決できるような「正解」がありません。施設長などから課題や困りごとを相談されることがありますが、最初のうちは「どう解決してあげたら良いのかわからない…」という壁にぶつかることも少なくないそう。役に立ちたいという気持ちはあるのに、うまく解決策を見つけられない…。慣れないうちは、そんなもどかしさや無力感に苦しむこともあるでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人エリアマネージャーは現場のスタッフがモチベーションを持って働けるよう、採用やイベントの企画などを行ないます。「裁量のある環境が良い方」「アイデアを活かして、一緒に働く仲間に好影響を与えたい方」にオススメの仕事です。
向いていない人行政に提出する書類の作成や、各施設の予算・実績の管理・資料作成など、事務業務を手がけることが多くあります。数字を扱うことや事務業務に苦手意識がある方では難しいでしょう。