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取材から受けた会社の印象
取材では、川崎市交通局の「毎日の暮らしをもっと楽しく」という心配りが伝わってきました。たとえば、登戸駅から出ている『藤子・F・不二雄ミュージアム』への専用直通バスの背面には、あの国民的人気なキャラクターが描かれています。お話を伺うと、バスのナンバーはキャラクターの誕生日になっていることがわかりました。また武蔵小杉駅前からは、サッカーチームのグラウンドまでの直行便も出ています。車内で放送されるアナウンスは現役サッカー選手が担当しており、川崎市ならではだと感じました。
公務員募集ということもあり、堅めの印象を持っていましたが、細部まで遊び心に溢れる取り組みを行なっていることが伝わってきます。ただお客様を乗せるだけではなく、地域らしさを大切にしながら、楽しさに変換する柔軟な組織だと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがいお客様から感謝されると、人々の生活を支えている実感が湧いてくるといいます。市バスは川崎市に住んでいる方や、市外から川崎市を訪れる方にとって、交通インフラを担う重要な存在です。乗務員として毎日会うお客様も多く、仲良くなることも珍しくないのだとか。お子様から手書きの手紙をもらったり、年齢や性別を問わずさまざまなお客様から感謝の言葉をかけられたりと、充実感を味わえるそうです。優秀な乗務員には表彰制度もあることから、日々やりがいを感じられる機会が多くあるでしょう。
厳しさ交通インフラを担い、命を預かる責任の重さを痛感するそうです。市バスは、通勤、通学、通院など、日常生活に欠かせないツールとして多くのお客様が利用しています。道を一本間違えただけでも重大な過失となるため、細かな運転ルールを守ることが大切です。また、車内には立ったまま乗車している方も大勢おられます。加速やブレーキにも細心の注意を払わなければ、安全運転とはいえません。一方で、ダイヤを守ることもとても大切なので、どちらも両立できる運転技術を身につける必要があります。
この仕事の向き&不向き
向いている人川崎市の交通インフラを担い、日々たくさんのお客様をバスに乗せています。そのため、ホスピタリティーがあり、丁寧なサービスや接客を心がけられる方が活躍できるでしょう。
向いていない人運転以外にも、車内アナウンスや車イスのお客様の乗降補助などのサービスを提供します。そのため、サービス精神の少ない方には向かないでしょう。