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取材から受けた会社の印象
幼稚園や保育園の砂場に有害物質が含まれていないか調査する「すなばプロジェクト」を進める同社。2015年にはキッズデザイン賞を受賞しました。
同プロジェクトの推進背景には、子どもたちの未来を守る社会的意義はもちろん、前例のない業務を行なうことで、仕事の本質を世の中に理解してもらう意味も込められているそう。本来の仕事に付加価値をつけることで企業カラーを生み出し、他社との差別化に繋がります。「同じ仕事でもカタチを変えて世の中に提供することで、新たな価値を生み出すきっかけになれば」と語っていただきました。また、2020年からは働き方改革の流れとともに、社員満足の向上を掲げ、様々な改革を行なっているとの事。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい初めは現場で先輩社員のサポートをしていたのが、徐々に自分で機器を操作できるようになったり、これまで2時間かかっていた作業を1時間で行なえるようになったり、成長を実感できる場面は多いのだそう。また、自分の仕事が調査結果としてデータに残り、何十年先にまで活用されます。災害対策の仕事も多いため、社会貢献度も高く一生無くなることがありません。技術を身につけることによって、生涯続けられるやりがいのある仕事と言えます。
厳しさ工場などの土壌汚染調査は稼動していない日に調査を行なうことも多く、その場合は休日出勤が発生してしまいます。代休取得できるとは言え、休日出勤が何回も重なってしまった際には辛く感じることもあるでしょう。また、簡単に身につく技術ではないため、技術向上のために努力をする必要があります。
※現在働き方改革にともない、休日出勤削減にも取り組んでいます。
※現在働き方改革にともない、休日出勤削減にも取り組んでいます。
この仕事の向き&不向き
向いている人今までのデータや経験から「こうやればうまくいくのでは?」という作戦を立てて、実行する事が大事になります。また、単純作業ではない技術職だからこそ、調査は予定通りに現場が進まないことも。そのため、くじけず何度もがんばろうという気持ちを持ち、試行錯誤を楽しめる方が向いています。
向いていない人地盤や土壌汚染の調査を行なうのは、山の中であったり、工事が行なわれる前や売りに出される前の土地などです。機器をトラックに載せて現場に向かい、調査に取り掛かることになります。雨の中での作業や、泥で汚れたりすることもあります。こういったことに抵抗感を抱く方は向いていないかもしれません。