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取材から受けた会社の印象
昭和12年に創業し、授与品をつくり続けている同社。インバウンドや観光需要も増す中、依頼も増え続けているといいます。しかし同社では、創業時から変わらない真摯なスタンスが貫かれていました。
それは、「製作所は、あくまでも神社やお寺のお手伝い」である、というもの。もともと授与品は、各神社仏閣で手づくりされていたのだそう。ただ、参拝者の多い場所ではたくさんの授与品を用意することが難しいため、同社のような製造所に依頼が来るようになったといいます。
しかし、一般の参拝者にとっての授与品は、神社仏閣から授けられるものに変わりありません。だからこそ、参拝者の気持ち、神社仏閣の伝統を守ることを何よりも大切にしているのだといいます。
そうした礼節は守る一方、最近では時流に合わせてHPも立ち上げたそう。日本の大事な文化を守るべく柔軟に変化していく姿勢を知り、同社であれば誇りを持って働けそうだと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい◎新たな授与品を企画し、製品化できる楽しさがあります。
ある営業は、養蚕業が盛んだった土地の神社で「繭玉に入ったおみくじ」を提案。奉製課と一緒に製品化したこともあるそう。地元の方に喜ばれ、SNSでも広くシェアされたと言います。このおみくじがキッカケで、地元の伝統や文化に興味を持った若い世代もいたそう。昔からある場所や文化にスポットライトをあて、その魅力を広められることは仕事の醍醐味といえます。
◎企画・提案した授与品が話題となり、参拝者を増やせたことも。
ある営業は、女性参拝客が増えている神社があるという話題を聞き、御守りのデザインをピンクやオレンジなどの可愛らしいものに変えることを提案。リニューアルした御守りは、テレビや雑誌、SNSなどで大きく取り上げられ、参拝客が一気に増加。前年の数倍以上に、売上が上がった例もあるそうです。
◎たくさんの方のもとに仕事の成果が届く嬉しさがあります。
取引先の中には、誰もが知る有名な神社やお寺もたくさん。自分が提案した商品が、街中に広まっている様子を知ることもあるそう。ときには「親戚が身に付けていたお守りが自分たちの商品だった」ということもあり、影響力の大きさを実感しやすいのだといいます。
ある営業は、養蚕業が盛んだった土地の神社で「繭玉に入ったおみくじ」を提案。奉製課と一緒に製品化したこともあるそう。地元の方に喜ばれ、SNSでも広くシェアされたと言います。このおみくじがキッカケで、地元の伝統や文化に興味を持った若い世代もいたそう。昔からある場所や文化にスポットライトをあて、その魅力を広められることは仕事の醍醐味といえます。
◎企画・提案した授与品が話題となり、参拝者を増やせたことも。
ある営業は、女性参拝客が増えている神社があるという話題を聞き、御守りのデザインをピンクやオレンジなどの可愛らしいものに変えることを提案。リニューアルした御守りは、テレビや雑誌、SNSなどで大きく取り上げられ、参拝客が一気に増加。前年の数倍以上に、売上が上がった例もあるそうです。
◎たくさんの方のもとに仕事の成果が届く嬉しさがあります。
取引先の中には、誰もが知る有名な神社やお寺もたくさん。自分が提案した商品が、街中に広まっている様子を知ることもあるそう。ときには「親戚が身に付けていたお守りが自分たちの商品だった」ということもあり、影響力の大きさを実感しやすいのだといいます。
厳しさ△年末の納品では、長時間の運転に苦労することも。
初詣前の10月~12月は、授与品が最も必要とされる繁忙期。同社ではドライバーだけでなく、営業も授与品を車に積み込んで運転し、神社仏閣へ納品します。ときには運転距離が1日数百キロに及び、残業が2時間を超えることも。長時間の運転が続いた日には、クタクタに疲れて帰宅することもあるそうです。
初詣前の10月~12月は、授与品が最も必要とされる繁忙期。同社ではドライバーだけでなく、営業も授与品を車に積み込んで運転し、神社仏閣へ納品します。ときには運転距離が1日数百キロに及び、残業が2時間を超えることも。長時間の運転が続いた日には、クタクタに疲れて帰宅することもあるそうです。
この仕事の向き&不向き
向いている人◎思い入れを持てる商材を扱いたい方
心を込めて手づくりされた授与品を扱います。購入された方の手にわたった後も大切に所有されるので、特別感のある製品を扱う仕事に魅力を感じる方に向いています。
◎相手にあわせたコミュニケーションができる方
20~90代と幅広い年代の宮司や住職と接します。土地柄によっても、コミュニケーションの取り方は変わるのだそう。相手にあわせた柔軟な対応ができる方は信頼されるでしょう。
心を込めて手づくりされた授与品を扱います。購入された方の手にわたった後も大切に所有されるので、特別感のある製品を扱う仕事に魅力を感じる方に向いています。
◎相手にあわせたコミュニケーションができる方
20~90代と幅広い年代の宮司や住職と接します。土地柄によっても、コミュニケーションの取り方は変わるのだそう。相手にあわせた柔軟な対応ができる方は信頼されるでしょう。
向いていない人△地域に根差して働きたい方
年間100日間ほどは出張で、担当する都道府県を転々とすることもあります。一つのところで落ち着いて働きたい方は向かないでしょう。また、年末年始は神社やお寺の授与所での手伝いが発生します。「お正月はゆっくり過ごしたい」という方は合いません。
年間100日間ほどは出張で、担当する都道府県を転々とすることもあります。一つのところで落ち着いて働きたい方は向かないでしょう。また、年末年始は神社やお寺の授与所での手伝いが発生します。「お正月はゆっくり過ごしたい」という方は合いません。