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取材から受けた会社の印象
編集プロダクションと言えば、ある程度特定の出版社と取引を行ない、特定分野の記事づくりをしている。そんなイメージがあった取材者。しかし、清談社では「なんでもやる」をモットーに、あらゆる記事を作成しているとのことでした。代表の岡崎さんは、「依頼された仕事は基本的に断りません。たまには割に合わない仕事もありますが、そこから生まれる関係性だったり、ライターの経験だったりが、将来の糧になると思うんです」と話します。
加えて同社の特徴と言えるのが、オフィスにいるネコたち。取材中にもデスクの上やイスの上を気ままに歩きながら、忙しく働く編集ライターを応援していました。社員の方々は「もうネコのいない職場は考えられません」と、その可愛らしい姿に骨抜きといった様子。仕事の受け方、そして働く環境ともに、一般的な編集プロダクションとは一線も二線も画している。そんな感想を持った取材となりました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい執筆した記事に対しての反響が、編集ライターのやりがいとなっているようです。「あの記事、読者から好評だったよ」と出版社から連絡をもらったり、WEBサイトに掲載したコラムに「共感しました」と感想のメールをもらったり、記事にたくさんのイイネやコメントがついていたり。読まれるだけでなく反応をもらえるとモチベーションが上がり、もっと面白い記事を書こうという気持ちになるということでした。
また、出版社の担当者と何気なく話した「演劇が好き」という趣味の会話から演劇特集の記事を任されたり、好きな芸能人の話からその方に対するインタビュー記事を任されたりといったこともあります。受ける仕事に制限がない自由な環境だからこそ、好きな企画を担当することができ、楽しく記事をつくれると話してくれました。
また、出版社の担当者と何気なく話した「演劇が好き」という趣味の会話から演劇特集の記事を任されたり、好きな芸能人の話からその方に対するインタビュー記事を任されたりといったこともあります。受ける仕事に制限がない自由な環境だからこそ、好きな企画を担当することができ、楽しく記事をつくれると話してくれました。
厳しさ多いときには、7件ほどの案件を同時並行で進めることも。取材をしながら別案件の原稿執筆をするなど、多数の作業に追われる可能性もあります。納期は厳守なので、忙しいときには夜遅くまで残ったり、家に持ち帰って作業をしたりという時期も出てくるでしょう。また、自分の書いた文章がクライアントに受け入れてもらえない、修正箇所が多い、といったことは日常茶飯事。自分がつくったものが否定されたときは、精神的に辛くなるかもしれません。
この仕事の向き&不向き
向いている人引き出しを多く持っている方は、その分書ける記事も増えていきます。何か面白いことがないか、ネタにできることはないか、公私に関わらず常に周囲にアンテナを張り情報収集できる方が向いているでしょう。また、クライアントとのささいな会話が仕事の依頼につながることもよくあります。事務的なやり取りのみでなく、コミュニケーションを大切にできる方は仕事の依頼をもらいやすいです。
向いていない人出版社の方、取材対象者やカメラマン(男女)など、外部の方たちと連携をとりながら進めていく仕事です。ときには、納期調整や料金交渉が必要な場面もでてきます。ライターの仕事を、”ただ原稿を執筆するだけ”と考えている方はミスマッチを起こしてしまうでしょう。