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取材から受けた会社の印象
今回取材させていただいたのは、ADの中元寺さん。印象的な報道だったという大規模災害についてお聞きしました。
いつも通り出勤したある日の午後。中元寺さんを含む出勤メンバーは、聞いたことのない緊急アラーム音を聞き、報道フロアに緊張が走ったそうです。急いでスタジオに入ると凄惨な映像が流れていて、まさに心臓が止まる思い。一瞬、時が止まったように誰も動けなくなってしまったそうですが、「私たちには放送する義務がある」とすぐに立ち上がったそう。
「とにかく逃げてください」そう伝えることで、1人でも多くの命を助けられるなら。現場との連携も原稿の作成もままならない状態で、お互いを奮い立たせながら。16時から21時までの計5時間、休むことなく放送を続けたと言います。
――どんな時でも「報道」することが私たちの義務だと話す中元寺さんの熱い想いが、ひしひしと伝わった取材でした。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい◎非日常的な体験ができる楽しさ
現場で撮影に携わり、TV番組の裏側を知ることができるのがADの仕事。たくさんの困難がある一方で、普通に暮らしている中では目にできないもの・経験できないことがたくさんあるそうです。
たとえば、とあるバラエティ番組で「ゴリラのドラミングは、実は手がグーではなくパーになっている」というトリビアを伝えるために、動物園で撮影を行なった時のこと。何時間経ってもゴリラがドラミングを始めることがなく、ゴリラと数時間にらめっこすることに。
そして、やっとの思いで無事に撮影に成功。映像を確認すると確かに手はパーになっていて、「本当だったんだ!」とスタッフ全員で喜んだそうです。思わず好奇心をくすぐられるようなシーンや秘境の絶景、一生忘れられない景色など、たくさんの非日常的な体験ができることが醍醐味だといいます。
また、番組を支える一員としてエンドロールに自分の名前が出てきた時には、番組づくりに関わったという達成感を得られるとのことでした。
現場で撮影に携わり、TV番組の裏側を知ることができるのがADの仕事。たくさんの困難がある一方で、普通に暮らしている中では目にできないもの・経験できないことがたくさんあるそうです。
たとえば、とあるバラエティ番組で「ゴリラのドラミングは、実は手がグーではなくパーになっている」というトリビアを伝えるために、動物園で撮影を行なった時のこと。何時間経ってもゴリラがドラミングを始めることがなく、ゴリラと数時間にらめっこすることに。
そして、やっとの思いで無事に撮影に成功。映像を確認すると確かに手はパーになっていて、「本当だったんだ!」とスタッフ全員で喜んだそうです。思わず好奇心をくすぐられるようなシーンや秘境の絶景、一生忘れられない景色など、たくさんの非日常的な体験ができることが醍醐味だといいます。
また、番組を支える一員としてエンドロールに自分の名前が出てきた時には、番組づくりに関わったという達成感を得られるとのことでした。
厳しさ▲体力負担を感じる大変さ
必要な映像やリサーチ結果を得るために、朝から晩まで歩き回ったり。忙しい時には、遅い時間までやらなければならないことが山積みで、生活が不規則になったり。そのため、仕事に慣れるまでは日々の業務をこなすだけでいっぱいになってしまうかもしれません。体力的な負担を感じる大変さがある仕事です。
必要な映像やリサーチ結果を得るために、朝から晩まで歩き回ったり。忙しい時には、遅い時間までやらなければならないことが山積みで、生活が不規則になったり。そのため、仕事に慣れるまでは日々の業務をこなすだけでいっぱいになってしまうかもしれません。体力的な負担を感じる大変さがある仕事です。
この仕事の向き&不向き
向いている人◎好奇心を持って取り組める方
視聴者が面白いと思う映像をつくるには、AD自身がアンテナを張って面白いことに敏感であることが大切です。普段から身の回りのことに興味を持ち、好奇心を持って取り組める方に向いています。
視聴者が面白いと思う映像をつくるには、AD自身がアンテナを張って面白いことに敏感であることが大切です。普段から身の回りのことに興味を持ち、好奇心を持って取り組める方に向いています。
向いていない人▲柔軟な対応ができない方
番組制作では、その都度工夫して必要な映像が撮れるように調整していく必要があります。「絶対にこうしなければいけない」というマニュアル通りの仕事ではありません。そのため、柔軟な対応ができない方は向いていないでしょう。
番組制作では、その都度工夫して必要な映像が撮れるように調整していく必要があります。「絶対にこうしなければいけない」というマニュアル通りの仕事ではありません。そのため、柔軟な対応ができない方は向いていないでしょう。