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取材から受けた会社の印象
東海エリアで、“連鋳棒の伊藤鋳工”として知られる同社(連鋳棒は商標登録をしている同社の製品の1つ。入社時点では詳しくなくてOKだそうです)。業界で確固たる立ち位置を築けた理由を伺いました。
その1つが、創業から100年以上の歴史の中で築き上げた信頼と実績。また、長年かけて蓄積したノウハウや技術を活かして、オーダーメイドで鋳造・加工を行なうことで、メーカーはもちろん商社からも頼られる存在へと成長してきました。
さらに、メーカー機能だけでなく、商社機能を併せ持っていることも同社が顧客から選ばれている理由の1つ。自社の商品だけでなく、幅広い商品を扱えるため、顧客の多種多様なニーズに応えることができます。
近年は、『ITK2034年ビジョン』を掲げ、製造会社とのネットワークの強化やユーザー満足度の向上などにも取り組んでいる同社。創業110周年が経った今も、成長の可能性を感じられました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい◎お客様から感謝される仕事です。
非常にニッチな鋳物業界。なかでも、鋼製の鋳物「鋳鋼(ちゅうこう)」を製造できる会社は、国内に数十社しかないのだとか。そのため、鋼製の鋳物が欲しくても、製造してくれるメーカーがいない…ということも多々あるそうです。そんななか、同社は「鋳鋼」を製造できるため、最後の頼みの綱としてお声がかかると言います。
また、同社の営業は、加工方法や材質なども提案できるため、製品づくりの面でも頼ってもらえます。たとえば、製品の構想はあるけれど、「鋳鋼」を製造できるメーカーが見つからず、製品化を諦めかけていたお客様の場合。同社の営業がオーダーメイドで製品づくりを提案しながら、5年間かけて量産化まで実現しました。その際は、「製品化したことで、事業も軌道に乗りました。本当にありがとうございます!」と感謝していただけたのだとか。
ほかにも、急ぎの修理に対応したときや、希望の商品を短納期でお届けしたときも、たくさんの感謝の言葉をいただけるそう。日々、お客様の役に立っていると実感できるでしょう。
非常にニッチな鋳物業界。なかでも、鋼製の鋳物「鋳鋼(ちゅうこう)」を製造できる会社は、国内に数十社しかないのだとか。そのため、鋼製の鋳物が欲しくても、製造してくれるメーカーがいない…ということも多々あるそうです。そんななか、同社は「鋳鋼」を製造できるため、最後の頼みの綱としてお声がかかると言います。
また、同社の営業は、加工方法や材質なども提案できるため、製品づくりの面でも頼ってもらえます。たとえば、製品の構想はあるけれど、「鋳鋼」を製造できるメーカーが見つからず、製品化を諦めかけていたお客様の場合。同社の営業がオーダーメイドで製品づくりを提案しながら、5年間かけて量産化まで実現しました。その際は、「製品化したことで、事業も軌道に乗りました。本当にありがとうございます!」と感謝していただけたのだとか。
ほかにも、急ぎの修理に対応したときや、希望の商品を短納期でお届けしたときも、たくさんの感謝の言葉をいただけるそう。日々、お客様の役に立っていると実感できるでしょう。
厳しさ△お客様から厳しいご意見をいただくことも。
鋳物の性質上、どうしても不良品が出やすいそうです。たとえば、お客様先で加工した際に、「巣」と呼ばれる穴が空いてしまうこともあるのだとか。また、不良品が出たときは、お客様と打ち合わせするそうですが、その際に厳しいお言葉をいただくときも。自分のミスではなくても、フロントとしてクレームを処理しないといけないことは、理解しておいた方がいいでしょう。
鋳物の性質上、どうしても不良品が出やすいそうです。たとえば、お客様先で加工した際に、「巣」と呼ばれる穴が空いてしまうこともあるのだとか。また、不良品が出たときは、お客様と打ち合わせするそうですが、その際に厳しいお言葉をいただくときも。自分のミスではなくても、フロントとしてクレームを処理しないといけないことは、理解しておいた方がいいでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人◎こまめにコミュニケーションを取れる方。
販売するのは、オーダーメイドの金属製品。製造スタッフと納品日を調整したり、協力会社に製造を依頼したり、さまざまな関係者と連携を取る必要があります。そのため、こまめにコミュニケーションを取れる方なら、スムーズに仕事を進められるでしょう。
販売するのは、オーダーメイドの金属製品。製造スタッフと納品日を調整したり、協力会社に製造を依頼したり、さまざまな関係者と連携を取る必要があります。そのため、こまめにコミュニケーションを取れる方なら、スムーズに仕事を進められるでしょう。
向いていない人△受け身の姿勢の方。
ニッチな分野なので、専門用語をはじめ覚えることがたくさん。さらに、営業は3名という少数精鋭の組織ですので、常に付きっ切りで教えてもらえるわけではありません。そのため、受け身の姿勢の方や、自分から質問するのが苦手な方にはマッチしないでしょう。
ニッチな分野なので、専門用語をはじめ覚えることがたくさん。さらに、営業は3名という少数精鋭の組織ですので、常に付きっ切りで教えてもらえるわけではありません。そのため、受け身の姿勢の方や、自分から質問するのが苦手な方にはマッチしないでしょう。