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取材から受けた会社の印象
実際の工場を訪問させていただき、『卵』に関しての豆知識を教えていただきました。まず、温泉卵を作る際には産みたて卵は向いていないという事実が印象的でした。産みたての卵だとガスや水分が多く、凝固不良や、破卵の原因になるため、温度管理された専用倉庫にて2~5日間置くことで、卵のガス抜きをしているそう。
また、日本では生卵を食べる文化がありますが、かなり驚かれるそう。そもそも、卵をきれいに洗卵するのは日本くらいなのだとか。海外では洗卵をせずかならず加熱して食すため、賞味期限は日本のものより長めに表示されているとのこと。日本の賞味期限は生卵の期限ベースに表示されているため、加熱という手を加えると1ヶ月ほど持つものもあるのだと言います。こうして、身近な食に関する知識をえられることは日々の自信ややる気にも繋がるそう。私たちが普段よく見る食材だからこそ、より気持ちをかけて仕事に臨めそうだと思いました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい人々にとって欠かせない『食』に携わっているという実感が得られると言います。出荷した商品は、関東圏内のスーパーや有名飲食チェーン店へと運ばれるそう。スーパーで売られる卵の場合、責任者ラベルに名前が載ることもあるのだとか。自分の関わった商品が食卓に並ぶことを考えると感慨深い気持ちになるそうです。また、誰もが口にしたことのあるような食品を扱うからこそ、子どもや友達にも胸を張って紹介できる自信が付くとのことでした。
厳しさ仕事のフローが毎日違うからこそ、非常事態に陥ることもあると言います。卵を生む鶏は生き物です。受注した定量に対して毎日同じだけの卵が運ばれてくるということは滅多にありません。小さい卵が必要という日に限って大きい卵が届いた場合、在庫との兼ね合いが勝負となるそう。また、生まれたままの卵が届くため、正確なサイズは洗卵してみないとわかりません。実際に洗ってみたら想像よりも小さかったということもよくあるのだとか。在庫の把握だけで目が回ってしまい、人員の配置まで考えきるのに気力を使うとのことでした。
この仕事の向き&不向き
向いている人◎仕事に対して積極的に取り組める方に向いています。
日々の作業は似通いますが、パートさんの割振りや機械を効率よく使う手引きなどはその日の出荷によって様々。業務の中で改善案を考えていき力を付けるなど、仕事への積極的な取り組みが生産全体の効率性につながります。考察しながら働ける方にピッタリです。
日々の作業は似通いますが、パートさんの割振りや機械を効率よく使う手引きなどはその日の出荷によって様々。業務の中で改善案を考えていき力を付けるなど、仕事への積極的な取り組みが生産全体の効率性につながります。考察しながら働ける方にピッタリです。
向いていない人△コミュニケーションを取ることが苦手な方には難しいでしょう。
社内はもちろん、社外の鶏卵農家さんや取り引きのある企業さんとのコミュニケーションが発生することもあるそう。相手に合わせた受け答えや気持ちに寄り添った対応が出来ない方には厳しいでしょう。
社内はもちろん、社外の鶏卵農家さんや取り引きのある企業さんとのコミュニケーションが発生することもあるそう。相手に合わせた受け答えや気持ちに寄り添った対応が出来ない方には厳しいでしょう。