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取材から受けた会社の印象
初めに取材した東さんは、昨年入社したばかり。「正直、ギャップってありました?」と聞くと、「上下関係がゆるいとこは、現場仕事っぽくないなって思いました」というお話が。「たとえば現場帰りの車、先輩が『俺運転するわ』って言って、後輩が後部座席で寝ている…なんて時はびっくりでした(笑)」とおっしゃっていました。
他に、普段シフトに都合が悪い日があっても、先輩にシフトの交換を相談することもあるそう。「昔からこんな雰囲気だったんですか?」と聞くと、入社10年のベテラン・藤岡さんが、「ずっと昔は、正直怒鳴られたりする時代もありましたよ(笑)。でも、僕は友人4人でこの会社に入って、『こんな風土は変えたい』って思って、フランクに接してきました」というエピソードが。そんな皆さんの日課は、毎朝現場近くのラーメン屋をスマホで探し、「ここ行こう!」と話し合うこと。人間関係に気をつかわず働ける雰囲気を感じた取材でした。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい──何もない「ただの土地」も、一本の線を引けば道路になる。その瞬間は爽快ですよ。
取材で、現場の社員さんにお話を伺う中、印象的だった言葉です。
まだアスファルトのにおいが残る中、塗料を注ぎ入れた機械をゆっくり、慎重に押し進めていく。後ろを振り返った時、広大な土地に一本の線が伸びている光景は、何回眺めてもクセになるのだとか。そんな線や、難しい文字(止まれの“ま”や、車イスマークのタイヤの部分は特に難しいそう)をキレイに描けるようになったときなど、自分の腕前が上達した実感が得られるそうです。
取材で、現場の社員さんにお話を伺う中、印象的だった言葉です。
まだアスファルトのにおいが残る中、塗料を注ぎ入れた機械をゆっくり、慎重に押し進めていく。後ろを振り返った時、広大な土地に一本の線が伸びている光景は、何回眺めてもクセになるのだとか。そんな線や、難しい文字(止まれの“ま”や、車イスマークのタイヤの部分は特に難しいそう)をキレイに描けるようになったときなど、自分の腕前が上達した実感が得られるそうです。
厳しさ1日3km以上の線を引くこともあるようで、長時間にわたり歩き続けるうえ、線が乱れないよう集中力を維持する大変さがあるようです。また、当然ながら屋外での作業となるため、夏の強い日差しや冬の凍える寒さが身にしみると言います。
この仕事の向き&不向き
向いている人道路に描く線や文字は、線の太さや文字のバランスなどが細かく決められているため、正確な作業が求められます。それだけに、正確さや慎重さが求められる作業が好きな方、文字や図形を手本通りに書き写す作業に達成感を得られる方に向いています。
向いていない人何事にもおおざっぱに取り組む方には不向きだと言えます。また、仕事の腕前を磨く姿勢や、仕事を楽しむ姿勢があまりない方も不向きかもしれません。「次はもっとキレイな線を引きたい」といった意識がないと、仕事にマンネリを感じる恐れがあるからです。