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取材から受けた会社の印象
障がい者雇用を促進するための会社として2008年7月に設立された同社。人材総合サービスを提供するエン・ジャパン株式会社のグループ会社です。
働くことのやりがいや、仲間の輪をひろげる楽しさを味わってほしいという思いで、障がいを持つ方の雇用を積極的に進めています。そこに「企業の義務として障がいを持つ方を雇用する」という考えはありません。
今回ご入社される方への期待は、製造現場のリーダーとして障がいを持つ方をまとめ、成長や自立を支援することです。上司となる山村さんは愛ある厳しさを見せるお父さん役。今回入社する方には、障がいを持つ方の間に立つお兄さん・お姉さんのように、障がいを持つ方の活躍をサポートしてほしいとのこと。
仕事を通して障がいを持つ方の個性や特徴を理解することが、本人の人間成長や社会人としての成長も育みます。一方的に支えるのではなく、互いに支え合う関係を築くことを大切にしていると感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい■人の成長を目の前で実感できること
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最初の頃は言葉を話せなかった方が、今では自分からどんどん行動に移すようになった例もあるそう。その方は字の読み書きができず、最初は手の洗い方もイチから実践して教えました。その後は、口の動かし方など一つひとつ丁寧に教えることで、「おはようございます」「お疲れ様でした」などが言えるように。今では「ここ通ります」など声かけもしながら、一生懸命に働いてくれているそうです。
また、あえて手をかさないこと、先回りしないことで、自分で考え、自分で伝え、自分で行動できるようになっていくとのこと。最近では、業者さんに対して「ご苦労様です!」と自ら発言する姿を見て、うれしい気持ちになったと山村さん。
自身の成長につながることもあるそうで、以前に眉間にシワを寄せて仕事をしている山村さんに対し「山村さ~ん!楽しいから笑うんじゃないよね、笑うから楽しいんだよね」と言われたことも。「自分も見られているんだ」と反省するとともに、教える立場だと思っていたが、教わっている事がたくさんあると実感。それ以来、その言葉は山村さんの座右の銘になったそうです。
成長して活躍する姿を見ながら、自らも学べることがやりがいです。
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最初の頃は言葉を話せなかった方が、今では自分からどんどん行動に移すようになった例もあるそう。その方は字の読み書きができず、最初は手の洗い方もイチから実践して教えました。その後は、口の動かし方など一つひとつ丁寧に教えることで、「おはようございます」「お疲れ様でした」などが言えるように。今では「ここ通ります」など声かけもしながら、一生懸命に働いてくれているそうです。
また、あえて手をかさないこと、先回りしないことで、自分で考え、自分で伝え、自分で行動できるようになっていくとのこと。最近では、業者さんに対して「ご苦労様です!」と自ら発言する姿を見て、うれしい気持ちになったと山村さん。
自身の成長につながることもあるそうで、以前に眉間にシワを寄せて仕事をしている山村さんに対し「山村さ~ん!楽しいから笑うんじゃないよね、笑うから楽しいんだよね」と言われたことも。「自分も見られているんだ」と反省するとともに、教える立場だと思っていたが、教わっている事がたくさんあると実感。それ以来、その言葉は山村さんの座右の銘になったそうです。
成長して活躍する姿を見ながら、自らも学べることがやりがいです。
厳しさ■支援の仕方が一人ひとり違うこと
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同じ障がいを持っている方でも、人それぞれ全く違います。だからこそ、まずは受け止め、一人ひとりの個性を理解していくことが大切です。
時には、成長を願ってかけた言葉が裏目に出ることもあります。「パニックになって大きな声を出す」「理解してもらえないという怒りをぶつけてくる」「物にあたる」「無視する」「目をつぶってフリーズする」など、反応もひとつではありません。また、障がいを持つ方は自身の体調の変化に気づきにくいため、言葉では「元気です!」と言いながらも、顔色が悪かったり、様子がおかしかったりと日々変化があります。
一人ひとりの体調・個性・様子に配慮しながら観察をし、必要な時はじっくり話を聞くことが大切です。親御さんや支援機関に相談するなど、本人だけでなくさまざまな人の対応をしなければならない大変さがあるでしょう。
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同じ障がいを持っている方でも、人それぞれ全く違います。だからこそ、まずは受け止め、一人ひとりの個性を理解していくことが大切です。
時には、成長を願ってかけた言葉が裏目に出ることもあります。「パニックになって大きな声を出す」「理解してもらえないという怒りをぶつけてくる」「物にあたる」「無視する」「目をつぶってフリーズする」など、反応もひとつではありません。また、障がいを持つ方は自身の体調の変化に気づきにくいため、言葉では「元気です!」と言いながらも、顔色が悪かったり、様子がおかしかったりと日々変化があります。
一人ひとりの体調・個性・様子に配慮しながら観察をし、必要な時はじっくり話を聞くことが大切です。親御さんや支援機関に相談するなど、本人だけでなくさまざまな人の対応をしなければならない大変さがあるでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人◎成長を思っての厳しさを表現できる方
先回りをして手を貸してしまえば、障がいを持つ方の自立にはつながりません。しっかりと受け止め、真剣に向き合い、時には厳しい言葉をかけなければいけない時もあります。
受け止める優しさはもちろんですが、「ただ優しい」だけではなく、仕事をする上で必要な厳しさを表現しなければなりません。その人のことを本気で思って、対応できる方に向いています。
先回りをして手を貸してしまえば、障がいを持つ方の自立にはつながりません。しっかりと受け止め、真剣に向き合い、時には厳しい言葉をかけなければいけない時もあります。
受け止める優しさはもちろんですが、「ただ優しい」だけではなく、仕事をする上で必要な厳しさを表現しなければなりません。その人のことを本気で思って、対応できる方に向いています。
向いていない人△根気強く見守れない方
仕事をお任せしていく中で、「こうした方が効率が良いのに…」と感じる状況もあるのだそう。ですが、ここで手を出してしまうと、成長の機会を奪ってしまうことになります。そのため、根気強く見守ることができない方には向いていないでしょう。
仕事をお任せしていく中で、「こうした方が効率が良いのに…」と感じる状況もあるのだそう。ですが、ここで手を出してしまうと、成長の機会を奪ってしまうことになります。そのため、根気強く見守ることができない方には向いていないでしょう。