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取材から受けた会社の印象
同社の仕事は、職人の中でも極めて専門的。数十億円もの船を複数台所有し、年に3~4ヵ月は海で作業をしています。競合が少ないため、需要のほうが圧倒的に多い状況です。
作業員が、ひと通りの作業を経験できるまでには約7~10年はかかるそう。というのも、つくる建築物や作業現場の状況が毎回異なるからです。その場に応じて、いくつもの工法の中から必要な技術を駆使し、作業を進めていきます。専門的な工法をその場に応じて進めるため、特殊な資格を取って現場に入ることもあります。
気付けば20以上の資格を保有していたということも。業務上必要な資格取得にかかわる費用は100%会社が負担してくれるとのことでした。経験を重ねて一人前になれば、一生仕事に困らないそう。7割が10年以上勤務しているベテランの同社、長い目で腰を据えて働くにもピッタリな環境だと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい何もなかった海や陸に、建物の基盤ができていくので「すごい技術だな」と実感することがあります。また、外からは見えないですが、でき上がった柱などに名前が入ることも。大規模な建築の一員として、携われる面白さがあります。
厳しさ外での作業が続くため、夏の暑さや冬の寒さはつきもの。体力仕事だと感じることもあります。
この仕事の向き&不向き
向いている人一つの案件に半年から1年かかることも。すべての作業ができるようになるには、年単位で時間がかかります。そのため、根気ややる気のある人に向いています。また、働いていくうちに、特殊な資格を次々と取得できる環境です。他の人が持っていない資格や、技術を身につけたいという人にも向いています。
向いていない人遠方で作業を行なう際は、1ヵ月間出張に行きっぱなしという時もあります。そのため、できれば毎日家に帰りたい、近場だけで仕事をしたいという方には難しいかもしれません。