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取材から受けた会社の印象
取材では、市民生活に寄り添った小さな工事から、まちを発展させる大規模なプロジェクトまでさまざまな案件があることを知りました。特に印象的だったのが、熊取駅西地区の再開発、令和8年の完成を目指す都市道路計画です。中でも、熊取駅西地区の再開発は熊取町との共同プロジェクト。約9.0ヘクタールの土地をA~Cの地区に分け、A地区は駅周辺の商業・業務系機能を導入しつつ多様な居住ニーズを満たす、B地区は既存住宅を中心としつつ緑豊かで良好な住環境の形成と誘導を図るなどの方針が示されました。ときに、こうしたプロジェクトにかかわれるのも泉佐野市で働く魅力といえるでしょう。自らの仕事がまちを変えるチカラとなり、その仕事がカタチとなってまちに刻まれます。行政の一員としてまちづくりに携わる。その醍醐味の一端を垣間見ることができました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい泉佐野市の技術職(建築・土木)は、自らの意見をまちづくりに反映できる仕事です。熊取駅西地区の再開発では、まちが明るくなる計画を考えるなど、職員の方がプランニング部分に携わったエピソードを聞くことができました。また、公園に関しては特に自由度が高いようで、新設する公園にどんな遊具を配置するか、利用されていない公園をなくすかなど、さまざまな検討をし、それを実施する裁量が与えられているとのこと。まちづくりを通じ、地域に貢献している実感を持てるでしょう。
厳しさ約56.51平方キロメートルの面積を持つ泉佐野市。そこに張り巡らされた道路が破損すれば市民から「道路に穴が開いている」などと連絡が寄せられます。こうした緊急事態は即対応が原則のため、日々の仕事において差し込み業務が入るケースが少なくありません。当初予定していたスケジュールで動けなくなりますので、関係者に連絡を入れ、指示出しや日程調整などに追われる場面も出てくるでしょう。現場確認への移動に時間を取られるなど、日中に予定していた仕事に夕方まで取りかかれないこともあります。
この仕事の向き&不向き
向いている人行政の一員としてまちづくりに携わるため、地域に大きく貢献する仕事がしたい方などに向いています。プランニングから設計、発注、現場監理など業務領域が幅広いことから、スキルアップを望む方にもおすすめです。
向いていない人長期的なプロジェクト、計画に伴って進める工事、差し込みで発生する突発的な工事など、さまざまな案件が並行して進みます。マルチタスクが苦手な方、段取りを考えるのが得意でない方などには向いていません。