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取材から受けた会社の印象
今回取材させていただいたのは本社のショールーム。ズラリと並んでいる同社製品を見て驚きました。世界的に展開しているファストフードのバーガー容器、誰もが知る大手宅配チェーンのピザの箱、話題の絶えない人気ファッションECサイトの宅配用ダンボール箱…。誰もが一度は見たことがあるようなパッケージばかりが、ここで書ききれないほど並んでいたのです。
そうした大手企業からも選ばれている理由のひとつが、同社の技術力。例えば、同社が開発した超極薄ダンボール『マイクロフルート』は、かさばらない上に加工がしやすく、強度も十分だとか。業界に先がけて新しい技術を開発しており、他にも特許を取得している技術が多数。それも年々、増えているのだそうです。
それもあってか今期は最高益を更新し、過去最高利益をたたき出しているとのことです。安定感抜群の環境でこうした商品に携われる点も、仕事の魅力と言えるのではないかと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい業務効率を考えながら質の高い製品をつくることに、やりがいを感じると言います。ある社員の方が入社2年目の時に、お城のペーパークラフトをつくるプロジェクトに加わった時のこと。限られた時間の中で1分1秒でも無駄なく機械を稼働できるよう、翌日の作業の準備を済ませてから退社していたそうです。約5000個という発注数、1枚のシートにつき20~25個ものパーツ(通常は多くても3パーツ程度)があるなど、かなり多くの作業量に。さらに、普段なら数十秒の検品作業も4~5分かかるなど、慎重さも求められたそうです。こうした努力の末、完成した製品をご覧になったお客様は、その出来栄えにとても満足されたとか。社員の方も大きな達成感を感じることができたそうです。
こうした社員の方一人ひとりの頑張りをしっかり評価してくれるところも、同社で働く魅力の一つとか。活躍次第で3年で主任、その後1~2年でグループ長(課長代理)へと昇格した先輩社員の方もいらっしゃるそうです。成果をきちんと認めてもらい、どんどんキャリアアップしていけるところに、やりがいを感じるそうです。
こうした社員の方一人ひとりの頑張りをしっかり評価してくれるところも、同社で働く魅力の一つとか。活躍次第で3年で主任、その後1~2年でグループ長(課長代理)へと昇格した先輩社員の方もいらっしゃるそうです。成果をきちんと認めてもらい、どんどんキャリアアップしていけるところに、やりがいを感じるそうです。
厳しさ各事業所では、1日で約100~200種類のパッケージを手がけているそうです。毎日違う商品に携わるため、色やサイズ、素材の違いなどによって機械の設定を調整することが大変なのだとか。もしも一つの工程で作業が止まれば全体の遅れにつながるため、慎重に取り組む姿勢も求められると言います。
また取材の中で耳にした「ダンボールは生き物」という一言も印象的でした。紙は天候や湿度に影響を受けやすく、日によって硬さや発色も変わってくるとのこと。こうした日々変化する環境も考慮しながら、安定した品質を保たなければいけません。加えて、機械へのシートのセットの仕方や微調整を慎重に行なわないと、印刷のズレなどが起きてしまうそう。細かな”手作業”という側面があることも、同社の製造の特徴と言えます。社員の方曰く「手順書通りに進めることが理想だけど、それだけではうまくいかないことも多いんですよ」。その言葉からも、仕事の大変さが伝わってきました。
また取材の中で耳にした「ダンボールは生き物」という一言も印象的でした。紙は天候や湿度に影響を受けやすく、日によって硬さや発色も変わってくるとのこと。こうした日々変化する環境も考慮しながら、安定した品質を保たなければいけません。加えて、機械へのシートのセットの仕方や微調整を慎重に行なわないと、印刷のズレなどが起きてしまうそう。細かな”手作業”という側面があることも、同社の製造の特徴と言えます。社員の方曰く「手順書通りに進めることが理想だけど、それだけではうまくいかないことも多いんですよ」。その言葉からも、仕事の大変さが伝わってきました。
この仕事の向き&不向き
向いている人同社の取引先は、名だたるメーカーばかり。数千万人の方が手にするようなパッケージを手がけることもあるそうです。そのため「誰でも一度は見たことがある、馴染み深いモノづくりに携わりたい」という方にピッタリです。
また”オーダーメイド”のダンボールパッケージの製造がほとんどなので、「毎日同じことの繰り返しよりも、新鮮さを味わえる仕事がしたい」という方が活躍できるでしょう。
また”オーダーメイド”のダンボールパッケージの製造がほとんどなので、「毎日同じことの繰り返しよりも、新鮮さを味わえる仕事がしたい」という方が活躍できるでしょう。
向いていない人一つの製品を完成させるためには他の製造ラインで働くメンバーとの連携も不可欠。コミュニケーションをとることが苦手という方には向いていません。また、さまざまな形状の紙を手で運ぶ作業が頻繁にあり、2~3kgとは言えども意外と体力を消耗します。チカラ作業はしたくないという方はあまり向かないでしょう。