動画でCheck!
取材から受けた会社の印象
今回は、応募資格を満たせば経験や知識を問わない募集とのこと。では、どんな観点で見極めを行なっていくのでしょうか。取材では、この点についても伺いました。
担当者の方によれば、「省庁の最大の特徴は、何をするにもとにかく関わる人が多いこと。その際に大切なのは、『常に相手本位のコミュニケーションを取れること』。この点は選考でも重視されます」とのことでした。
また、キャリアや評価制度についても質問。過去には「係長」として中途入省し、1年で「課長補佐」になった職員や、15年で「部長(民間企業における役員に相当)」にキャリアアップした職員もいるようです。民間企業であれば役員クラスになるのに30年程度はかかるもの。各省庁の中でも早期にキャリア採用に踏み切った農林水産省だからこそ、入省歴を問わず、能力を正当に評価する土壌があるのでしょう。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい■どこよりも、直接的かつ純粋に社会に貢献できる。
民間企業でも社会に貢献する仕事は多くありますが、国家予算を動かす行政機関は、実現できることのスケールが異なります。新しい事業が認められた時、新しい法律が通過した時、そのどれもが誰かのためになっているという強い実感は、日々のモチベーションの源泉になります。
また、「日本の未来のため」という大局的な観点で理想を掲げ、その実現のために突き進むことができる、青臭いことを堂々と語れることも中央省庁の魅力だ、とのことでした。
民間企業でも社会に貢献する仕事は多くありますが、国家予算を動かす行政機関は、実現できることのスケールが異なります。新しい事業が認められた時、新しい法律が通過した時、そのどれもが誰かのためになっているという強い実感は、日々のモチベーションの源泉になります。
また、「日本の未来のため」という大局的な観点で理想を掲げ、その実現のために突き進むことができる、青臭いことを堂々と語れることも中央省庁の魅力だ、とのことでした。
厳しさ■さまざまな方向からの風当たりが気になることも。
税金を使って仕事をするだけに、周囲からの見られ方はシビアです。民間企業ではちょっとしたミスで済まされることが、内容によってはマスコミに報道されたり国会で取り上げられたりする可能性もあります。影響力の大きさを自覚し、緊張感を持って仕事をしなければならず、プレッシャーを感じる場面は多いでしょう。
また、どんな政策も、対象となる人全員が納得することはありません。正解のない仕事だけに、どう取り組むべきか頭を悩ませる毎日が続きます。
税金を使って仕事をするだけに、周囲からの見られ方はシビアです。民間企業ではちょっとしたミスで済まされることが、内容によってはマスコミに報道されたり国会で取り上げられたりする可能性もあります。影響力の大きさを自覚し、緊張感を持って仕事をしなければならず、プレッシャーを感じる場面は多いでしょう。
また、どんな政策も、対象となる人全員が納得することはありません。正解のない仕事だけに、どう取り組むべきか頭を悩ませる毎日が続きます。
この仕事の向き&不向き
向いている人他の省庁と比べて、農林水産業・食品産業従事者や小売店など、現場との距離が近い職場です。「第一次産業に強い関心があり、日本の将来をデザインしたい」という方にぴったりです。省内外の人との交渉・調整が多い仕事でもあるので、「相手の立場に立ったコミュニケーションが得意」「マメな連絡や細かいすり合わせが苦にならない」という方だと活躍できそうです。
向いていない人行政は様々な調整を経て仕事が進みます。「指摘や批判を受けるのが苦手」「心がすぐに折れてしまい、なかなか立ち直れない」という方には合わないと思います。