イーター国際核融合エネルギー機構

ITER機構日本国内機関の田中と申します。
現地の職員ならではの適切なクチコミをありがとうございます。

■オフィス環境について
オフィスが市街から距離があるのは事実です。
私も先日ITERを訪れた際に、職員の方が多く住むエクサンプロバンスからITERバスを利用し、50分程バスに揺られました。
実際私の利用したルートは、約50名乗りのバスが満席に近く、多くの方がこのITERバスを利用しているイメージでした。
ちなみに、慣れると見飽きてしまうかもしれませんが、道中は美しい景色だったのを覚えています。
もちろんオフィスに着いて、車通勤の方が多いのも実感しました。
事実、ITERバスの利用を考慮すると出勤/退勤時間が明確になるので、ご自身のタイムマネージメントと業務の効率化によって、毎日ノー残業を実現できます。日本にいるとうらやましいほどですね。
尚、掲載内容(勤務時間)にある通り、ITER機構は変形労働時間制を採用しており、労働時間がITERバスの時間に合わない方は、もちろん別な交通手段をご利用いただくこととなります。

■雇用の安定性について
掲載内容(雇用形態)にある通り、「任期5年の正職員」です。
日本では1つの場所で勤めあげることが美とされていますが、多くの国際機関は任期付き雇用でありITER機構もそのひとつです。
ITER機構職員は、経験を重ね、働き方を自分自身でデザインしていく方が多いです。これまでの経験をITERプロジェクトに活かし、さらに先々のビジョンをお持ちの方ほど、任期付き雇用をマイナスに捉えることが無いかと思います。任期中にITERプロジェクトでご自身に課せられたミッションを達成し、また次を目指す、挑戦の気持ちを持ち続けられる方が適しているのではないでしょうか。ITERプロジェクトへの参加を、ご自身のキャリア形成の1つと前向きに捉えられる方のご応募をぜひお待ちいたしております。