フコク物産株式会社

事業の強み:
既存の自動車やOA機器業界で安定した取引をしています

事業の弱み:
営業力にムラがある。

女性の働きやすさ:
女性の管理職はほとんどいません。
ゆるく働きたい方は良いですが、キャリアを積みたい方は向いていません
子育て社員は昇任は出産前にしないとなかなか難しいと思います。

企業カルチャー・社風:
オーナー企業なのでオーナーの言うことは絶対です。

組織体制・コミュニケーション:
社員同士はほとんどが顔見知りでコミュケーションは取りやすいです。
営業の男性陣はよくアフターファイブや喫煙所で交流を深めてるようです。
ただ上司は人によります。

成長・キャリア開発:
資格手当や研修などはほぼありません。仕事をする上で必要な資格はほとんど無いと言ってもいいと思います。専門職の職種もありますが、特にこれと言って奨励されている資格もないのが現実です。研修は社内の基本的なことを教えてくれる程度で、あとは自分で色々調べてやれという感じです。

働きがい:
個人の裁量が大きいのでやりがいはあるとは思いますが、扱っている製品は競争優位性がないため生き残れるかは謎です。自分で新しい顧客を見つけてくることもできるので、そういう点は面白いかもしれないです。ただ、新しいことをやろうとすると、上層部が首を縦に振らないため、若手はそれが嫌になって辞める人が多いです。ものをただ右から左に流す仕事が多く、新しくビジネスを創る「商社」のイメージを持って入るとミスマッチが起こるかもしれません。

事業の強み:
自分が会社にいた頃は、ただ企業と企業の間に入って商品の取引仲介をするだけではなく「開発型商社」として自社でも商品開発や生産などを行い販売していたため、顧客に頼りっきりの商社ではなかったところが一つ強みではあったと思う。
また、商社としても自動車分野、情報通信分野、公共インフラ分野、住宅分野、海外を含む物流分野など様々な方面で仲介を行っており、どこかの分野が尻すぼみになっても他の分野で生き残っていけるように対策をしていた。
新規事業に関しては、今後の高齢化社会にとって確実に需要があるであろう医療分野に特化した部署を新設し、どのような物が必要になっていくのかの調査・そういった商品を取り扱っている企業との結びつきを作るため、大きな展示会に出展することを頻繁に行っていた。
さらに、医療分野で需要があるであろうと目標に据えた商品を自社と協力会社で開発するため、尻すぼみになっている分野の商品を取り扱っていた自社工場を停止し、医療分野の試作品などを作るための工場に大規模改築。医療関連の商品を取り扱うことで必要なクリーンルームや最新の機械を導入し、会社の予算を積極的にそちらに回していた印象がある。少なくとも自分が勤務していた時は、受け身の商社ではなく生き残っていくために必要なことを積極的に行うことを躊躇わない会社だなと思った。