千葉県保険医協会

千葉県保険医協会・事務局長の吉川です。
私は県内の大学を卒業後、千葉県保険医協会に事務局員として入局して31年になります。「開業医を守ることは地域医療を守ること」。地域の医療提供体制が確保されていれば、多くの県民が人生の最期まで安心して自分らしく生活ができるのではないかと思います。わが国は日本国憲法第25条で規定されている生存権があり、その実現は国の社会的使命です。私は社会福祉士であるため、医療・社会保障を発展させることが職責であると自覚し、役員・職員と様々な取り組みをしてきました。

今回は貴重な口コミをありがとうございます。
●残業時間については、ご指摘のとおり40時間近くなってしまう方もいます。職員の増員など、現職の皆さんの負荷を軽減できるよう、ライフワークバランスを重視して残業時間の短縮に取り組んでいます。
●テレワークに関するクチコミもいただきました。会員からの相談に日々迅速かつ臨機応変に対応する業務が中心です。テレワークを固定化するのは難しい状況ですが、Web会議などは自宅からの出席を一部可能とするなど、柔軟に対応しています。
●評価制度については、ご指摘のとおり年功序列の給与体系で、能力評価による賃金体系は導入していません。しかし、誠実かつ確実に仕事に取組み、会員・役員からの信頼が厚ければ自ずと評価され、年齢問わず役職に就き、役職手当の待遇となります。
人には得手不得手があり、適材適所の任務分担を心掛けています。ただ少人数の職場であるがゆえに、お任せする業務範囲も広く、時には不得手なことに取り組んでもらう場面もあります。よって、それをもって評価することは公平とは言えませんし、不得手を克服することで自信をつけ、成長してほしいと思います。
社会保障の充実を求め、皆が安心して暮らせる社会を目指す団体として、実力主義・成果主義による評価報酬は、当会にはそぐわないと考えます。事務局員同士が互いに補い合い、助け合いながら、一丸となって社会保障の充実に取り組んでいけたら良いと思っています。
●女性の働きやすさについて、評価いただきありがとうございます。子育て経験者も多く、男性の育児休業取得実績もあります。時短勤務も柔軟に対応しています。子育てや介護があっても、働き続けられる職場になるよう、職員同士が定期的に話し合い、協力し合うよう努めています。