大学生協事業連合グループ

３～5年で異動が多いことは事実です。大学生協は書籍、パソコンなどの情報機器、旅行関連、文具や食品、食堂と幅広い事業領域をもっています。また、大学によって特徴に違いなどもあり、マネージャーになるまでに多くの分野や店舗を経験していただきスキルアップ目指しています。年に２回の上司との面接を行いますが、そこでは今後経験してみたい仕事の希望も伝えてますし、上司からは今後身に着けてほしい知識やスキルなどについて率直に話し合っています。異動に当たってはそれらの事も考慮に入れつつジョブローテーションを検討しています。

大学の中で事業を行っているため、繁忙期（主に新学期）と閑散期（夏休み）がはっきりしており、新学期はどうしても多忙を極める場面が出てきます。限られた時間で業務をこなしていくという事も職員としての成長の一つです。この２年間は新人職員採用と中途採用の職員が増えて正規職員が増えてきています。今後定年を迎える職員が多くなる中で、採用には力を入れて取り組んでいます。

大学生協の特徴の一つはお客様（組合員）との距離の近さです。たとえば、大学生になって初めて自分専用のパソコンを持ったけど、よく分からないことが結構あったりして戸惑うこともあります。キャンパス内に店舗を構えているので、休み時間などに相談に来る学生も多く見受けられます。些細なことでも気軽に問い合わせや相談ができる店づくりを進めています。

『すべての事業は学生の成長のために』
これは東京地区の大学生協の目標で「東京地区中期計画2020」のメインテーマです。
私たち東京地区の大学生協は、すべての事業を「学生が成長し、社会に巣立つために」という視点でとらえ直し、『組合員自身が主体的に実現する』生協事業をめざしています。
学生の成長する姿をリアルタイムで見ることができるのが私たち生協職員の喜びとなっています。