大和グループ

事業の強み：
主要取引先が雪印メグミルク株式会社（工場内での乳製品の製造、製品出荷業務）のため、コロナ禍でも業績は良かったと思います。酪農家の保護が国策であるため、その点では、今後も含めて潰れない会社であると言えると思います。

事業の弱み：
当社の事業が雪印メグミルク株式会社に依存しているため、人口減少による流通部門の効率化や工場の統廃合を含む雪印メグミルク株式会社の営業方針がダイレクトに影響します。当社のグループ会社では、コープ等もありますが、雪印メグミルク株式会社がメインのため、その動向には、注視する必要があります。

事業展望：
変化に富んだ時代ではありますが、今後とも雪印メグミルク株式会社を運命共同体と位置づけ、工場の統廃合等にも耐えうる体力と柔軟性を身に付けなければいけません。雪印メグミルク株式会社にとって、当社は常に痒い所に手が届く存在でなければ、当社の存在価値はありません。その先見性を見誤らなければ、見通しは明るくなると思います。

入社時の期待と入社後のギャップ：
古い体質の面もある会社です。現地従業員との懇親会はもちろんのこと、役職が上になれば、お得意先との接待があり、ゴルフも覚えなければいけなかったのは、驚きました。これが出来ないようではこの会社は厳しいと思います。

成長・キャリア開発：
これといった支援策はありません。営業所といっても、所長各々の経験に委ねられており、系統立てて教育するといったようにはなっていません。そのため、転勤した営業所先々でそのやり方を勉強しなければならないのが難点。

働きがい：
営業所運営を学んで実践できれば、営業所を任されるので、やり甲斐はあると思います。営業所長ともなれば、それなりの給与もいただけるので、その点でも人参はぶら下がっていると思います。苦労を知っている先輩社員はとても親切で、親身に助けてくれます。

女性の働きやすさ：
女性社員はいますが、管理職はまだ誕生していない。ただ、グループ会社を併せてかなりの人数になっているので、近いうちに女性の管理職候補が誕生する予定です。勤務時間の長さや、現地従業員も男性が多いため、女性管理職の働きやすさについては、多くの改善が必要と思う。

企業カルチャー・社風：
温故知新。古いしきたりを非常に大切にしているため、社員一同、厳格に守っています。新年の祈願と7月には安全祈願、どこの営業所でも最低1年に2回は神社にお参りに行きます。また、本社管理職は、商売繁盛の今宮戎にも参列します。