中央チバスケール株式会社

計量器の製造・修理・検量を主な生業としている、かなり特殊な職業です。特に検量の業務とはユーザーへ赴きユーザー所有の計量器の正確さを判定するものです。計量器は色々な製造メーカーやごみ焼却場、スクラップ取扱業、スーパー等で幅広く使用されています。ユーザーへ赴くとは、その会社の事を知ることに繋がり、個別の知識はもちろんの事、社会全体の繋がりを少しずつ理解するようになります。具体的には震災等で水道の復旧が間に合わない時、各飲料メーカーは増産をしなければなりませんでした。缶ジュース等に記載されている原材料の香料も調合のため、計量器を使用しています。その香料の製造メーカーも震災に遭われ、突貫で復旧作業を行った事もあります。

年間を通しての受注に関しては、7割方定期的な検量作業になります。但し、月単位でみると、お客様あっての仕事のためか、繁忙期、閑散期があります。繁忙期は製造や修理の受注があった時や、大口の検量仕事がスポットで入った時等です。閑散期を埋める努力はしているのですが、営業的には下請けの仕事が大半のため、なかなか思うようにはいっていないのが実情です。ここを埋められれば、会社としてステップアップに繋がると確信しています。