株式会社ウェルツアニメーションスタジオ

プロデューサー／ディレクター＆採用担当の黒川がお答えします

◆教育について
スタッフがコメントを寄せてくれている通り、現在社員教育についてはしっかりとフォローできていない部分がございます。少数精鋭の負の部分と申しますか、人手不足もその原因です。技術面においては、今後はクリエイターのリクルートを行いつつ、ベテラン、中堅、新人のバランスを整えて学び連鎖を醸成していきたいと考えております。
映像業界も例外にもれず、社会的に必要な「サービス」を提供しているという面からすると、お客様（この場合クライアントですが）の問題をしっかり、映像コンテンツをもって解決していく力が必要だと考えます。

その意味では、どんどんお客様と直接お話をする機会をつくり、問題解決する習慣を身につけて欲しいと思っております。
積極的に打合せに参加をしてもらい、コミュニケーション力、ヒヤリング力、提案力を養えるよう、技術以外の部分の教育も行っていきたいですね

◆やりがいについて
わたしも、初めてTVや劇場版のアニメの「エンドロール」に乗ったときは嬉しかったものです！
港区芝浦の片隅で缶詰状態で制作している日々が続くとなんとも社会から閉ざされた気分にもなりますが、「エンドロール」という形になると、ようやく社会との関わりとも実感でき、「やりがい」となって返ってきます。（友達に自慢したりして）

ただいつしか「エンドロール」だけが原動力・やりがいにはならないことも分かってきます。
先にも触れました通り、「やりがい」というものは、追い求めて手に入るということではない不思議な「感情」です。
自己満足の世界では次第に仕事をする意味を見失うことにも繋がりかねません。

ウェルツアニメーションスタジオとしては、自分たちがつくる作品は、「何のために」「誰のために」必要とされる映像コンテンツなのかを、スタッフ一人ひとりが意識して制作に取り組めるスタジオを目指していきます。特に弊社が取り扱う映像コンテンツは、ニュアンス的には「商品」といったほうが近いかもしれません。

映像業と言えどサービス業。妥協のない映像コンテンツ制作をすることで初めて、お客さんにとって（社会の中で）の「付加価値のある商品」が提供できます。社会に認められるときに実感する「やりがい」というものをスタッフには味わってもらいたいですね。