回答者:30代 / 男性 / 現職(回答時) / 中途入社 / 正社員
2020年時点の情報
企業カルチャー・社風:
創業が明治時代で、出版を始めたのも大正の関東大震災のときから。おまけに戦前はかなり大きな出版社だったので、必然的に伝統を意識させられることが多い。ただ、大阪に多い学参や医療関係の出版社のように、特定の分野に特化した書籍を作っているわけではないので、常に流行を意識して仕事をしていかないといけないわけで、その意味では、古い体質でいることができないとも言える。とくに近年は紙の書籍の販売が厳しいので、コンテンツ業への転換も必然的な課題となっている印象。
口コミ投稿日:2020年11月04日
創業が明治時代で、出版を始めたのも大正の関東大震災のときから。おまけに戦前はかなり大きな出版社だったので、必然的に伝統を意識させられることが多い。ただ、大阪に多い学参や医療関係の出版社のように、特定の分野に特化した書籍を作っているわけではないので、常に流行を意識して仕事をしていかないといけないわけで、その意味では、古い体質でいることができないとも言える。とくに近年は紙の書籍の販売が厳しいので、コンテンツ業への転換も必然的な課題となっている印象。
事業展望・強み・弱み
過去100年近くずっと書籍を作ってきた会社で、私も含めて働いている編集者が基本的に本好きであることは以前であれば強みとなって当たり前だったはずだが、昨今の書籍出版の厳しい状況においては、それが強みになりきれない部分があると思う。紙の書籍をどこまでメインに据えるのか、書籍を作るにしても、今までの書店売り中心の販売に依存し続けるのか、あるいはもっと違う販売の仕方をメインにしていくかなどのところで、経営側の判断も明確になっていない感じがする。