サン・エム・システム株式会社

企業カルチャー・社風:比較的自由な社風で、上司にも気軽に相談でき、意見があれば自由に提示することができる。上司に対してもそうなので、一般社員同士の交流で難しさを感じることはない。役職に対しても同じで、メールを書く時も厳しいビジネス敬語を要求されたることはない。
組織体制・コミュニケーション:多くの社員が客先にいるので、同じ案件ではないと同じ部署でもあまり社員同士で関わることがないため、月に一回は交流や客先の状況を把握するために集まり、飲み会を開くこともある。入社同期の場合は同期会を開くこともあり、コミュニケーションが難しい感覚はない。
ダイバーシティ・多様性:外国人の社員の雇用にも積極的で、韓国人・中国人・ベトナム人の社員が何人かいる。国籍だけでなく、学歴・経歴・性別も問わなく人柄を優先して採用している感覚があり、ダイバーシティはある程度確保していると思う。

給与制度:給与については、充実していると思う。特に残業に対して1分だとしてもしっかり残業手当を支給してくれる。基本給の上昇率も低くなく、業務と関係のある資格を取得した時もちゃんとお祝い金があるので、自己研鑽次第。
評価制度:昇進や昇格は基本的に実力主義だが、会社全体で若手が占める割合が高いので実力や経験を備えた社員は少ない。会社として社員の実力不足に対して問題意識はあり、最近は社内の若手向けの教育とキャリアパスの管理などに力を入れている感はある。

事業の強み:会社の収入としては派遣に依存している部分が大きいが、客先の多くが大手なので安定感はあり、売上も徐々に成長していて、雇用率も毎年上がっている。顧客からの評判も良い方で、下請けとしては信頼されている方だと思う。
事業の弱み:派遣に偏ってしまって、既存の顧客以外にセールズポイントがあまりない。スキルアップで限界を感じた若手社員の離脱を防ぐためにも自社開発や社内教育制度の整備といった分野に今までよりも積極的に投資すべきだと思う。
事業展望:客先からの評判は悪くないので、派遣業だけでも今までの売り上げは維持できると思うが、他社と比べて強みと言える商品や技術力といった独自のセールズポイントがあまりないため、これからの成長には限界があるのではと思う。

勤務時間・休日休暇:本社としてはワークライフバランスは良い方だと思う。客先に出向している社員はあくまで客先のルールに従うことになるが、本社としては休みは自由に取るようにされていて、休日出社した場合もしっかり手当か代替休暇を支給してくれる。
多様な働き方支援:働き方改革により無理な残業はさせないようにしているが、主任以上の管理職になるとやはり残業が増える傾向がある。一般社員の場合は、自分の業務が終わっていれば定時に帰ることはいつでもできて、問題になることもない。

成長・キャリア開発:社員の成長は、どんな案件に関わるかによって大きく変わってくる。運が良ければ様々な経験ができるが、場合によっては一般事務職のような業務となることもある。会社としては経験した業務によって社員のスキルが大きく変わってくるので、それを補うための教育精度を整備しているが、まだこれといった成果はない。
働きがい:客先によって経験することが大きく変わってくるが、これを機会とみなすと働きがいは十分感じれると思う。一つの案件に長く関わる場合は安定感を感じることができ、短い期間で様々な案件を経験すると自分のスキルアップに繋がることもある。