株式会社TECインターナショナル

「建設コンサルタント」といっても、何をしているのかよく分からない、ニッチな業界のイメージがあると思います。
簡単に説明すると、建設会社がものを作るためには設計図が必要です。また、設計図を描く際には事前に何を
どんな規模で作りたいのかを調査しなければなりません。建設コンサルタントはこの中で主に調査と設計を請け負い、
建設会社は我々が描いた設計図に従って、ものを作るわけです。

海外における調査や設計は、国内とは一味も二味も違います。
設計をするためのルールや基準が公に定められていない地域もあり、そのような場所ではお客様と話し合いながら、
弊社からどのような指針で設計をしていくかを提案することもあります。
文化的・地理的背景から国内の常識が通用しないことも多く、技術的業務以外にも、日々の契約や事務的業務・
生活において生じる課題には、相手と密接にコミュニケーションを取り、根気強く交渉を重ねて解決します。
そうしていくことで一人前の技術者になった際には、技術的・専門的知識だけではなく、マネジメントのスキルや
交渉力、高度な社会性が培われています。

また、海外における事業は浄水場や下水処理場の「新設」といった、補修や修繕・改良が主となる国内事業と比べて
大規模であることが多く、弊社の事業により初めてその地域に水道を通すといったこともあり、社会貢献性を
より身近に感じることができます。