株式会社名晋

　就業環境に関して、職場の仲間意識が高く、作業者としてではなくエンジニアとして育てられる環境があります。細かい業務指示は赴任後1年くらいまでです。その後は、インプット情報（目的や方向性）とアウトプット情報（結果や納期）を指示され、進め方や方法はご自身で考え、わからない事や問題があれば必ずサポートしてもらえるよう指導されます。当社のエンジニアは同社での就業期間が長いので、職場でも高い戦力となっている人がほとんどです。
　”生産技術”という仕事は工場の中身を創造する仕事です。具体的には、製造作業者が作業しやすくするために問題点を抽出する、オートメーション化（自働化）によってコストを低減する、現状の生産体制の問題点をカイゼンする、新製品を量産するための準備をする、といった仕事です。専門的な知識が無い方へ入社後いきなり難しい事を要求される事はありません。理解できる範囲で順番に教えられ、育てられていく環境があります。やりがいとしては、製品開発という仕事が製品の一部のみを担当する事に対し、生産技術はモノ作りの工程を創造する仕事ですので、モノが出来上がる過程を実感できる仕事といえます。
　当社は技術系事業開始から約13年、在籍のエンジニアの給与を下げたことがありません。世界的な不景気であったリーマンショック中もエンジニアの賞与を満額で支給してきた実績があります。その結果、過去の退社者は2名のみです。最近では持ち家を購入したエンジニアもいます。当社としては、「エンジニアは貴重な財産である」という位置づけがあります。当社は決して大手企業ではございませんので、研修施設や組織的体制が十分とは言えません。ですから一担当者（キャリアカウンセラー）が入社前の面接から赴任後の労務管理まで一貫して、エンジニア一人ひとりに対して、公私における悩み相談や不安の払しょく、キャリアカウンセリング、飲み会の誘いなどを取り組んでいきます。この姿勢を今後も継続していくことが在籍するエンジニアとの信頼関係の構築につながっていくフォロー体制であると考えます。