株式会社宇津木計器

事業の強み:
社会情勢や景気に左右され、収益性に上下動はあるものの、基本的に船舶という物流手段が無くなることは無く、また就航している船の寿命も短く無い事から、比較的安定した商いをすることができる。また、ニッチな分野でシェアをもっていることから同業間で叩き合いが生じることは然程多くない。

事業の弱み:
原油燃料の高騰、国家間の対立・貿易摩擦など、在り来たりな要因で市場景気に悪影響が生じた場合でも、物流が滞る形で船舶需要そのものが脅かされることとなり、結果的に大きな余波となってマイナス影響を受ける事が少なくない。

事業展望:
独自性とネームバリューの強化を無くしては後発メーカーに抜かれ、衰退する可能性を危惧する。

成長・キャリア開発:
非常に柔軟性がある点は評価できると考える。計装品メーカーであるが、営業職から設計、品質保証部門まで、希望することで一通りの職種を経験することが出来る。また、業務の都合、一定の船舶知識や流通、貿易の初歩知識を得ることが出来る。

働きがい:
自信の考えを業務に生かしたり、引合いから納入まで客先対応を一貫して経験できることに一定の働きがいを感じることが出来る。

企業カルチャー・社風:
船舶の姿勢監視制御というニッチな分野に特化してることもあり、主力製品に自信持つ一方、同分野への新規開発にも意欲的である。

組織体制・コミュニケーション:
職位、年齢によるディスコミュニケーションは少ないものの、船舶・電気知識など一定の専門性を有する社印が優位になりやすい。

ダイバーシティ・多様性:
中国、韓国など造船主要国との渉外も多く、外国人労働者の活用や外国言語習得のサポートなどを受け、対応力を強化している。

勤務時間・休日休暇:
労働時間については課によって多きバラつきがある為、一概には回答し難いが、休日は基本的にカレンダー通り、週休二日確保されており、残業についても比較的少ない印象である。

多様な働き方支援:
リモートワークについては製造関連業務を除けば可能である。

福利厚生:
特記すべき事項は無いが、就業時間内に財形貯蓄のセミナーを受講することが出来るなど、希望によっては活用することが出来る制度も存在する。

オフィス環境:
社印同士で意見交換をする上では、非常に風通しは良好な職場と言える。全体として年齢による上下間の敷居は低く、意見を持ち出しやすい環境である。