花木工業株式会社

様々なクチコミを頂きましてありがとうございました。私は花木工業(株)代表取締役の海内智治です。当社は先々代の社長が昭和38年12月に会社を設立してから今年で60年目を迎えました。当社は一貫して、大型食肉熱処理機械設備、と畜場機械設備、部分肉処理機械設備を中心に手掛けております。
「事業展望・強み・弱み」につきまして、と畜場で使われる特殊な機械メーカーが少ないため、全国のと畜場で花木工業の名前はよく知っていただいています。お客様の機械が壊れてしまって生産ラインが止まってしまった時には早急な復旧が必要です。私達は主要な機械を自社で開発しており、部品も常時確保しています。また全国的なメンテナンス体制を敷いているので素早い対応が可能なため、お客様から大きな信頼をいただいております。またお客様の業界でも「人手不足」や「作業員の高齢化」は喫緊の課題であり、均一ではない牛や豚の自動化は今まで難しかった状況でしたが、AI技術やロボット技術といった新たな技術革新を使って、新たな価値の創造にも積極的に取り組んでいるところであります。
「入社前とのギャップ」にあります「設計」と「花木工業つくば技術センター」について少しご説明します。弊社、花木工業(株)は基本的にと畜場の建屋計画を含めた生産ライン全体の設計（製品冷蔵庫の収容量計画など含む）を営業部が担当しており、その中で牛や豚を吊るレールやそれに付随する搬送コンベアの設計と施工管理を技術部が担当しています。そのレールの下に設置する単品機械の機械設計及び製造を担当しているのが、当社100％出資のグループ会社で茨城県常総市にある「(株)花木工業つくば技術センター」です。単品機械への電気や給排水といったユーティリティーの供給計画については花木工業(株)の技術部で担当します。このようにそれぞれの段階で担当の設計があり、種類も異なります。もし機械設計を専門的にやりたいというご希望がございましたら、おっしゃってください。活躍できる場を提供します。
「成長・働きがい」につきまして、確かに自分で設計した機械や生産ラインが出来上がったところを見るのは感慨深いものがありますね。当社では過去に大学の機械科を卒業した社員が、一級建築士になりたいという要望がありました。当社でも非常に有望な資格とのことで、専門学校の学費と試験費用を負担した実績があります。