株式会社学研アイズ（学研グループ）

■多感な生徒とのやり取りは苦労もありますが、やりがいはもっとあります！自分の経験、想いを通して生徒の成長が実感できるときは感動です。ときには叱咤激励しながら一緒に壁を乗り越えた子どもたちが、大学生、社会人となって塾を訪ねてくれる姿をみるととても嬉しくなります。その立派になった姿に涙が出ることも…。私たちは一地域の塾ですが、日本や世界全体に貢献できる人財の育成につながっていることを改めて実感します。
■「教育」は「教える」と「育む」の両面が必要です。成績向上、点数アップに目が行き過ぎると「教える」ことに偏ってしまって、詰め込み教育になったり、何でも人に聞かないと前に進めない子どもが増えてしまいます。生徒の到達度（成熟度）に合わせて、手取り足取り教える時期と静かに見守る時期を使い分けないといけませんが、口で言うほど簡単ではありません…「失敗してもチャレンジしてみる！」「間違ってもいいから自分の考えを言う！」そんな仕掛けはまだまだ不足しています。現在は「アクティブラーニング」などの研修を取り入れていますので、以前より生徒主体の討論や発表も盛んになりました。
■職場環境、社員の人間関係は良好だと思います（笑）。結果を評価するのは当然ですが、そのプロセスもきちんと見ています。昇進のポイントは「結果を出すこと」「人望があること」だと明言しています。いくら結果を出したからといって、複数の同僚から疎まれるようなやり方では上に立つことはできません。周りのスタッフからの信頼を得られるような考え方・言動であれば、自然と評価が高まります。率先垂範も大切です。現在の役員は30代（入社10年未満）で役員になっています。