回答者:20代 / 男性 / 現職(回答時) / 新卒入社 / 正社員
2.9
2021年時点の情報
事業の強み:
産業で貴金属が使用されている内は強いと思います。
口コミ投稿日:2021年08月20日
産業で貴金属が使用されている内は強いと思います。
事業展望・強み・弱み
初期投資がかさむ貴金属を扱うので他社の新規参入が難しく、コンペチターが限られていること。
貴金属は高価なので、逆に、どうしても使わざるをえない箇所に用いられており、一旦自動車、PCスマホ市場に入り込めば、安定した収入が得られること。
基本は工業製品の加工料が収入源だが、単に貴金属地金を売買することによっても差益が得られる仕組みがあること。
南ア、ロシアなどの地金産出国と長年の取引継続によって、一定程度の相互信頼関係が築けていること。
貴金属地金の回収・精製も行っているので、一製品で二度おいしい。
また、持続可能なイメージを持たれやすい。
事業の弱み:
政情不安や大事故などによって、南ア、ロシアなどがトラブルと、貴金属地金の供給が絶たれること。
コストダウンや環境対策によって脱貴金属(省貴金属)が進むと、パイが小さくなること。
例えば、ガソリンエンジン車がEV化で、排ガス触媒不要。燃料電池(車)でも、PtのNiへの置き換えが進むなど。
事業展望:
基本的に創業者一家が経営していて、利益が出るとわかっているものにしか投資しない現状では、20年後にはそうとうの規模縮小を迫られると思う。
但し、莫大な資産(地金)を持っているので、つぶれる(経営者が困る)ことはなさそう。(一般社員はリストラ)
それまでに、優秀なマーケティング、先行技術調査、度胸(先見の明)のある経営者の育成が間に合えば、発展する可能性もあると考える。