回答者:30代 / 男性 / 現職(回答時) / 新卒入社 / 正社員
3.8
2020年時点の情報
入社時の期待と入社後のギャップ:
そもそもの志望動機が、職人のように手に職がつけられる業種を志望していて質屋に入社したので、得られるスキルに関しては入社時の期待通りでした。
ただ、接客に関しては、現金を融資したり返済するお客様対応のため、いわゆる販売接客を想像するとギャップを感じると思います。
また、質屋業務と並行してECサイトへの商品出品作業も行わなければならないので、1人のスタッフが1日の中でタスクを切り替えながら行う必要があり、慣れないうちは戸惑うことがありました。
口コミ投稿日:2020年10月02日
そもそもの志望動機が、職人のように手に職がつけられる業種を志望していて質屋に入社したので、得られるスキルに関しては入社時の期待通りでした。
ただ、接客に関しては、現金を融資したり返済するお客様対応のため、いわゆる販売接客を想像するとギャップを感じると思います。
また、質屋業務と並行してECサイトへの商品出品作業も行わなければならないので、1人のスタッフが1日の中でタスクを切り替えながら行う必要があり、慣れないうちは戸惑うことがありました。
事業展望・強み・弱み
質屋は、現在、BtoCやCtoCで一般的になってきている、中古商品を買い取ったり販売したりする事業の先駆けといえる業種です。そのため、ブランド品が本物か偽物かを見極めるためのノウハウや、宝石・腕時計に関する知識の蓄積量は膨大なものがあり、世間的な「質屋さんが言うから間違いない」という認識にもつながっていると思います。
また、物品を担保に現金を融資して、返済がない場合は担保を現金化(質流れ)させるため、督促の必要もなく、貸したお金を返してもらっても返してもらえなくても利益が見込めるという点は強みです。
事業の弱み:
「質屋」というワードについてネガティブなイメージがあること。ブランド買取専門店は明るくて入店しやすいイメージがあるのに対して、質屋は暗くて生活に困っている人だけが利用する印象を持たれていることを実感します。そのため、ブランド品を売りたいと思っている人の選択肢に入ってこない。
また、現在ではお金を借りることができる様々なサービスが登場しているので、若年層の質屋の利用者が少なく、市場規模が縮小しています。
事業展望:
質屋事業については、質屋でお金を借りる人が年々減っているために、今と同じことをやり続けているだけでは今後どうしても先細りしてきます。
ただ、当社は比較的事業規模が大きいので、ECサイトでの販売など新しい方向の事業を立ち上げる資金力と、変革しようとする社風があるために、時代に即したやり方を取れますし、中古商品を売買する市場規模はどんどん大きくなってきているので、やり方次第で成長ができると思います。