特定非営利活動法人エス・エス・エス

企業カルチャー・社風：
とにかく面白いこと（社会にとっても法人にとってもプラスになること）はどんどんやっていこうというカルチャーがあるので、自分の考えや気持ちを具現化しやすいです。失敗しても、チャレンジしたからこその経験が出来たと思ってもらえる風潮があるので臆することなく行動できるのが非常にありがたいと思います。

組織体制・コミュニケーション：
エリアマネージャー職に関しては30代～40代で構成されています。近しい世代で構成されていることもあり、話や感覚も合う上にお互い気配りをし合う組織風土が定着しているので意思疎通が非常に取りやすいです。こういった仕事柄だからなのか距離感の取り方が絶妙にうまい人材が集まっているので、近すぎてうっとおしいということもなく、かといって困った時にはすぐに声をかけてくれるので、入社当時から居心地の良さは抜群です。

ダイバーシティ・多様性：
とにかく人柄と人間力を重要視しているので、性別や国籍、思想信条などで人物評価をすることはないと思います。あらゆる人をフラットに受け入れる風潮なので、あえて声高らかに多様性という言葉を使わずして根本的に多様性を包括している組織に感じます。

給与制度：
私のようなエリアマネージャー職と現場職では給与体系が若干変わります。エリアマネージャー職はキャリアパス制度に準じ昇給や賞与が決定する仕組みです。内情は、マネージャーとして責任感を持ち関わる全ての人たちに気配りができていれば平均以上の評価を受けることができるのでモチベーションを担保しやすいです。各種手当等の福利厚生は一般企業と同等以上の用意があるので助かっています。（資格取得費補助、会食費法人負担等もうれしいポイント。）

評価制度：
大枠はキャリアパス制度にのっとり評価が決まります。とはいえ体感としては人間力が高い人材ほど早々と昇進昇格していくイメージです。ここでいう人間力とは、現場スタッフ、利用者さん、同僚、上司、事務員さん、外部関係者など、自身が関わるすべての人たちと良好な関係を築いていく力のことを指します。他にも指標はありますが、この人間力を備えていれば面白いほど早々と昇進昇格していくことが可能です。

勤務時間・休日休暇：
原則、9時～18時で土日祝休みです。ただし、エリアマネージャー職は常に考え行動していくことが必要となり自分の裁量によって任されている部分が大きいです。社風としては長い時間働くよりも、より生産性を上げ効率的かつ周りと良好な関係を築いている人材が評価される印象なので、自ら責任を持って考え行動でき時間をコントロールできる人にはかなり働きやすい環境だと思います。

多様な働き方支援：
副業は就業規則で禁止されています。エリアマネージャー職は自分でスケジュールを組み立てていくので、早帰りの日を作る等の働き方は可能です。コロナの時期はリモートワークをしたこともありましたが、担当施設を全体的に運営管理するエリアマネージャーとしては、実際に担当する各施設を周り現場職員や利用者さんとコミュニケーションを取っていかなければ良い仕事はできないので、必然的にリモートワークにはならないのではと思います。

成長・キャリア開発：
福祉経験と運営管理経験の両方を同時に積むことができます。社会福祉士や精神保健福祉士の取得に関する金銭補助があり、資格取得後には毎月資格手当ももらえます。さらにマネージャー職に関しては簿記に関する資格手当もあるため、経営的な観点を身に着け自分自身が成長できる上にお金までもらえる構造になっています。

働きがい：
マネージャー職の場合、複数施設の最終責任者として勤務をします。自分の担当する施設がおおむねうまく運営でき、数字としても安定し、何より現場施設で働く職員が楽しそうに仕事をしている姿を見るときは私自身も働き甲斐を感じます。良好な施設運営と自身の成長はセットなのでマネージャーとして常に成長を実感できる点も働き甲斐の一つです。

入社時の期待と入社後のギャップ：
これは入社前、私自身の企業研究が全く足りていなかったのが原因ですが、NPO法人という字ずらだけで国の補助金で成り立っている半官半民のような企業だと思い込んでいたことです。実際にはソーシャルビジネスとして補助金や助成金に頼らない事業の仕組みを元に経営している企業でした。だからこそ今では、福祉の精神のみならず常に挑戦し続けるベンチャーキャピタルもエリアマネージャー職には必要だと感じています。