株式会社大阪コスモ

事業の強み：
簡単に言えば水道管を新規に埋める等の工事を行っており、公共事業に携わる会社として、また、水道業界にはなくてはならない会社の一つであると思っている。今後、当社の作業は縮小されることはなく、逆に増加する方向であることは確かである。

事業の弱み：
自社から売り込んで仕事を増やすものではなく、発注者（水道局等）が必要であると判断した箇所に設置することを行っている。そのため発注の設計によって仕事量が大きく左右される。そのため工事時期により仕事量の格差が激しくなることもある。

事業展望：
過去数十年と同じ事業を行っており、今後も縮小することなく事業を展開していくと思われる。受注対象者が一般ではなく最終ユーザーが公共事業者であることから、今騒がれているライフラインの更新工事が必要とされているこの時代にまだまだ成長していく会社だと考える。

入社時の期待と入社後のギャップ：
朝から晩まで力仕事をしないといけないと思っていたが、移動時間が思っていたよりも長かったのに対して、現場での施工時間は予想よりも短く、翌日の準備・積み込み作業とバランスよく仕事ができている。定時までに余裕をもって仕事を終わらせられている。

成長・キャリア開発：
責任を持ってひとつひとつの現場にあたることで信頼を得、次の現場も任せられ、次はさらに難しい大きい現場を任されるようになる。責任が増える分、役職もきちんと上がる実感がある。
管工事施工管理技士や、土木工事管理技士の資格取得にかかる費用は会社が支援してくれる。

働きがい：
基本的に毎日１か所以上の現場があり、その日の内に施工完了となる。
日本全国に現場があるので、毎日新鮮な気持ちで仕事に向かうことができ、国民のインフラを守る仕事をきちんと終わらせたという達成感、満足感を感じられる。

女性の働きやすさ：
現場では30キロを超える材料や機材を運ぶ必要がある為、女性が工事現場で働くのは現実的に難しいと思われる。今後も現場従事者としての雇用はないと予想する。現場を支える女性事務員の勤続年数は10年を超えている。

企業カルチャー・社風：
20代の若手から定年再雇用のベテランまで協力しながら現場仕事をしている。
力仕事が得意な社員、夜間工事が得意な社員、書類作成が得意な社員、それぞれ強みを生かして仕事ができる。逆もしかりで弱い部分を互いにリカバリーして仕事をしている。

組織体制・コミュニケーション：
一般社員・嘱託社員は20代～70代と幅広いが、現場で施工するのは皆同じなので、移動時間や準備時間も雑談を交えて積極的にコミュニケーションを取っている。定期的に品質検討会議を行い、現場の問題点をそのままにしておかない。

ダイバーシティ・多様性：
工事マニュアルに従って適切な工法で施工する必要がある為、日本語の読み書きができる社員に限られてしまう。若手の新入社員の獲得が難しいので、ベテランのシルバー人材も本人の希望する限り継続雇用が可能になっている。