株式会社三和

成長・キャリア開発：
私は、測量専門学校を卒業したので、『測量士補』という資格を得てから、この会社へ入社しました。そのため、実務経験を３年間つむことで『測量士』の申請が可能となり、国家資格である測量士になることができました。私にとって、この測量士は、試験で取得するのは大変ハードルが高いものだったので、会社で働きながら実務経験のみで測量士になれたのは大変感謝しています。

勤務時間・休日休暇：
この会社は、公共事業を主としているため、年度の前半である４月～６月くらいまでが、比較的仕事が手薄な時期になります。そのため、１年間でたまった休日出勤や有休休暇などは、この時期にまとめて取得することが多いです。逆に、12月～3月にかけて、案件の納品が集中するため、残業や休日出勤をすることが多くなりがちです。

多様な働き方支援：
現在のところ原則として会社へ出勤しての勤務となっていますが、コロナ渦ということもあり、濃厚接触者となってしまった方は、保健所の指示において14日間の自宅待機となったため、臨時的にリモートワークとしました。
このように柔軟に対応できる側面もあり、将来的には、営業職のような特殊なソフトウェアを使用しない部門ではリモートワークが可能となるかもしれません。

事業展望：
創業50年の歴史と技術の蓄積がある中で、2021年度よりアイサンテクノロジー株式会社のグループ会社となったことで、新たな展開を準備しています。
従来の測量・公共事業を軸に、これからの技術である三次元利活用技術の分野をグループ会社と協業することで、他社をリードする事業展開を目指します。
また、情報システム課で培ったGISシステム技術とグループ会社が抱える顧客との連携も強化する中で新たなシナジー効果を目指します。

企業カルチャー・社風：
企業カルチャーとしては、多くの測量会社にみられるのと同様に、技術職の人が多数を占めるため、「黙々と仕事をこなす」というイメージがあります。
年の節目において、忘年会・新年会・暑気払い等を社内コミュニケーションの場として実施していますが、個性を尊重し、お酒を呑むグループ・ドリンクで会話を楽しむグループがあり、体育会系なノリはありません。

給与制度：
年1回の給与見直しがあります。
賞与についても業績に応じて決まった額が年2回支給されます。
また、各種手当てとして、『等級手当・住宅手当・家族手当・役職手当・資格手当・運転手当・残業手当・深夜手当・通勤手当・調整手当』など充実した手当があります。
基本給については、年齢・役職のランクに応じた表に基づき決定され、年1回見直しが行われます。

評価制度：
私が入社した時代は、年功序列主義が色濃く残っていましたが、会社代表が2代目となり業務の幅も従来の基本的な測量業務一本から、応用測量・デジタル時代のニーズに応える測量技術を取り入れてきた中で、若手の台頭もあり、昇進・昇給のあり方も変化してきました。
現在では、私が入社した当時の若手が中間層（40代）の年代となり、その中間層が会社の中核を担い実力主義の中でしのぎを削っています。
昇給については、年1回行われ、決められた表に基づき見直しが行われています。