ITER機構

成長・キャリア開発：
前職はアメリカのソフトウェア企業のエンジニアでしたので協調的であるよりコンペティティブであることが求められていました。ITER機構でのポジションではどちらかといえば調和が求められますので、より協調的になれていると思います。ITERプロジェクトは各極が協力して成し遂げるプロジェクトですので、マネージメントスキル向上に役立っていると感じます。

働きがい：
前職で社会的責任のある製品を開発していたこともあり、再び組織で働くのであれば大きなビジョンを持つプロジェクト以外考えられませんでした。その点ITERは世界を変える可能性があります。核融合自体はアメリカでも注目度が高く興味がありましたので、核融合のトップランナーであるITERでサービスをデザインできることを意気に感じています。

女性の働きやすさ：
機構として女性の採用を積極的に行う取り組みをしています。
""FemalecandidatesarestronglyencouragedastheITEROrganizationsupportsdiversityandgenderequalityintheworkplace.""実際に働いていても、男女の格差なく成果を出すことに注力し、プロジェクトに取り組めていると実感しています。

ダイバーシティ・多様性：
ITER機構は「ITERValues」(Trust;Loyalty;Integrity;Excellence;Teammindset;DiversityandInclusiveness)というものを掲げており、多様性を非常に尊重しています。
様々な協力関係にある国の人たちと共通の目的・目標を持って１つのプロジェクトに取り組むことで、一企業では得られない経験を積み、将来のボーダレスグローバリゼーションに対応するスキルが身に着けられています。

オフィス環境：
オフィスは吹き抜けで開放的な作りになっていて自由にディスカッションできる雰囲気。会議室の設備もプロジェクターやTV会議システム、インターネットや電源がちゃんと揃っている為、不自由なし。
南フランスの田舎にあるため通勤が心配だったが通勤バスが充実していて意外にも良い環境。食堂やカフェについても充実度が高く毎日多国の料理から好きなメニューをチョイスして楽しく食事ができる。

勤務時間・休日休暇：
海外生活にありがちな些細な問題はありますが、家族の生活も含め今のところ日常生活に支障はありません。また、ワークライフバランスも高いレベルでバランスが取れていると感じます。ITERの持つ内外のサポートや職員の子供向けのインターナショナルスクールの存在は非常に心強いです。
家族全員、雨がちなシアトルから気候の良い南仏へ引っ越しできた喜びを身をもって実感しています。子供達は最初こそ戸惑いが見受けられましたが、新しい環境への対応が必ずしも今までの生活で培ってきたものを諦めることではないと分かってからは様々なことに柔軟に対応できつつあるようです。