健康保険組合連合会

事業の弱み：
　健康保険組合は健康保険法などの法律に則り運営されます。したがって、運営に関係する法律の改正に大きな影響を受けることになり、なかには解散を余儀なくされる場合もあります。健保連は健康保険組合が安定して運営できるよう、必要な政策立案や主張を日々行いますが、健康保険組合が解散して少なくなれば、その影響力も弱くなってしまいます。

事業展望：
　社会のICT化が進むなか、各健康保険組合のICT化は大きな課題になっています。加入者が払う健康保険料で運営する健康保険組合では、専門人材の確保やインフラ整備が思うようにできないため、健保連が率先して健康保険組合のICT化をサポートする必要があります。

働きがい：
　全国約1400ある健康保険組合の活動を支え、保険者機能の充実・強化に向けた活動を行うことが組織の主な目的です。そのために、健康保険組合の困りごとの相談を受けたり、厚生労働省とのパイプ役として制度改正に関する説明会を開催したり通知文書の補足をしたりしています。健康保険組合の役職員から感謝されるのが何よりうれしいです。
　また、各健康保険組合が安定的に運営できるよう、政策立案や国会対応、広報活動等も行っています。健康保険組合の主張を法律等に反映させるのは困難ですが、その分、達成感も大きいです。

女性の働きやすさ：
女性にとって働きやすい環境だと思います。女性に限らずですが、小学校就学前の子がいる職員は、年に５日看護休暇が取得可能です。看護休暇は、無給でなく有給の休暇のため、子どもの看病や予防接種等の際は積極的に取得しています。
勤務時間も７時間なので、時短制度を取得せずに保育園等にも預けることができます。
ただ上司は男性が多いため、生理休暇は申請・取得はしずらいと感じます。

勤務時間・休日休暇：
勤務時間は8～16時、9～17時、9時半～17時半、10～18時の４パターンから選べるようになっており、自分の生活スタイルに合った勤務時間が選べます。所属部署内での調整は必要ですが、比較的希望が通りやすいと思います。
土日祝も必ず休めるほか、夏季休暇や年末年始休暇もあります。

多様な働き方支援：
在宅勤務制度（週１日）があるが、部署により取得しやすさが違うため、あまり活用できてはいないと感じます。
副業はできません。
早帰りはできませんが、全休・半休のほか、１時間単位で取得可能な時間休制度もあるため、自分のペースで休みを取得することができます。

福利厚生：
家賃補助、住宅ローン補助は条件付きですがあります。
その他にも、「定期健康診断」は自己負担額なしで受けられます。（人間ドックや検診は、年齢によって自己負担がかかる場合もあります。）
また、「健康増進活動等補助制度」があり、職員が行う健康増進活動等に要した費用に対して、限度額内で補助が出ます。

オフィス環境：
駅からも近く、通勤はしやすいと感じます。また、ビルの周りに飲食店が多いため、お昼ごはんを食べる場所には困りません。
ビル内もきれいで清潔感もあります。リフレッシュルームもあるので、休憩する際は利用しています。