株式会社双信

事業の弱み：
カメラの鏡筒金型メーカーとして、高い技術力と経験、ノウハウを持っており、それらを生かして、他産業分野においても、高品質の金型を提供出来る能力とキャパがある。また、成形技術も充実しており、金型製作から、成形まで一貫して受注することが出来る。

事業展望：
金型メーカーとして高い技術力はあるものの、基本的に受注生産であり、お客様からの発注が無ければ、技術を生かす場も無くなります。それゆえに、受注の状況によっては、仕事量の変動が有ることが弱みと言えると思う。

企業カルチャー・社風：
持病や急な体調不良による、就業時間内での通院に寛容な風土があり、その延長線上で有休の半休制度が受け入れられた感があります。製造業として必要な「技術」に対する意識が高く、個々の創意工夫を受け入れ、チャレンジできる風土が根付いる反面、対コスト意識が低い（価格に対して精度が高くミスマッチ）部分はこれからの課題になる社風に思われます。

多様な働き方支援：
個人の体調や業務負荷を考慮し、状況に応じてリモートワークを実施しています。有給休暇も取りやすい環境を目指して、創意工夫をされています。また、有給休暇推進と個々の私生活支援として有給休暇の午後半休・午前半休が認められています。仕事量によって、メリハリを付ける為に「定時業務終了」の指示などもあり、個人の感覚でありがちな「前倒し残業」の抑制にも取り組まれています。製造業の特性として業務負荷の波や納期都合があり、残業が続くこともありますが、日程調整も積極的な聞き取りが可能な体制が取られています。

働きがい：
金型設計、部品加工、金型の組み立て、樹脂製品の射出成型、測定をほぼすべて自社内で完結できる体制となっています。そのため、自身が設計した金型が設計通りに動いているところと製品が取れるところも見ることができます。さらに、得意先が大手ということもあり、家電量販店に足を運べば、自分が設計した金型から取れたモノを実際にみることができ、そんな時に、働きがいを感じます。

給与制度：
昇給は年2回、賞与も夏と冬の年2回が基本です。賞与の評価も一般的な会社と同様、技能レベルや勤続年数、個別の仕事への評価から決定されます。給与額、賞与額は金型業界では平均をはるかに上回る水準になっていると思います。また、残業代に関しても、固定残業制ではないので、残業した分だけ残業代は貰えます。