鹿島建物総合管理株式会社

勤務時間・休日休暇:
部署や担当職務によって違います。残業０の人もいれば80時を超えて問題になっている人もいますが、10～30時間くらいが多いでしょう。

多様な働き方支援:
テレワークできる部署とできない部署があります。不公平感がすごいあります。

福利厚生:
新卒にだけは寮があるようですが、中途はないようです。新卒優遇は昔の体質という感じでしょう。

オフィス環境:
自社所有物件ではありません。賃貸ですが管理している客先の物件が多いです。

給与制度:
儲かる業種ではないので給与体系は低いです。あがらないような仕組みになっています。

評価制度:
社歴の長さで決まってきます。実力は関係ないので、実力主義でいきたい人は向かないでしょう。

事業の強み:
建物管理の事業として業界自体は大きく伸びませんが、急激になくなることもありません。
ノウハウを持つ人材は国内で限られており、参入者はそれほど多くはありません。
競争はしていますが、業界自体は安定しています。

事業の弱み:
業界が大きく伸びることはないため、事業としては限界があります。
もし拡大への限界が来たら社員への効率化が求められますので、より一層働きにくくなると思われます。
それは他の会社も同じで簡単に潰れはしませんが、色々と会社やお客さまからの要求が増えて、それに応えていかなければいかなくなります。

事業展望:
ひたすら契約をとることに注力し、人を育てずに実績にある中途社員を現場投入し続けていますが、すでに組織の足元はぐらついていると思います。
崩壊せずに誰かが踏ん張ってる、その陰で誰かがリタイアしている現状。
同業他社に転職をしましたが、ある人材紹介会社の営業の方から、鹿島建物は人が辞めすぎて常に人材をほしがってると言われました。
久々にホームページを見ましたが、私が在籍していた6年前に比べて社員数1900人→2700人、売り上げ400億→650億と1.5倍の規模になっています。
この全体のパイが増えていない業界において急拡大をしているのは必ずしもいいことではないと分析しています。
この業界は一つの物件・お客様と長く細く付き合ってこそ盤石の管理ができるため、鹿島ブランドで仕事をとって現場にあとは丸投げでは、いつか行き詰ると考えられます。

成長・キャリア開発:
会社のパソコンからイントラ（社内・系列会社ネットワークでオフライン）で会社が培ってきたノウハウや事故事例、鹿島建設の公開技術が見られました。
また社内研修が充実しており、お知らせで毎月のように研修・見学の案内がきます。
上司が納得すれば日程調整のうえ、スキルアップや自己啓発がどんどん出来ると思います。
中途入社の方は出来て当たり前のように見られてるため、研修よりも売上を伸ばす方法を課せられます。
必死で提案書、見積もり、CAFMといった書類・システムを触ることになるため、それらはどんどん上達していきます。

働きがい:
給料は同業他社より、中途でも2割～3割高く提示されます。
ヘルメット、安全靴、安全帯、文房具など個人で好きなだけ支給されるため、所有が可能でした。
現場には浄水器があり（お湯も出る機械）、好きなペットボトルやお菓子を希望すれば通販で届きます。
人間関係以外は環境は素晴らしいものがあり、同業他社ではまずありえないと思います。