ネットメイク株式会社

事業の強み：
ITの中でインフラ技術のみに特化していること。大手顧客（ITベンダー、製薬企業、ネットワークSI）との直接契約をしており、顧客のニーズに的確に対応することが可能であること。ベテランの技術者が多いこと。

事業の弱み：
企業規模が小さいため、費用負担の大きい先行投資に対して慎重にならざるを得ないこと。同様に生産性（一人当たりの粗利益）が小さいことで、中長期的な財務基盤ができていないこともある。顧客基盤は強固だが、数を増やす必要がある。

事業展望：
ITインフラ技術の進歩や変化に追従できるように、ある程度企業規模を大きくして、事業や人員スキルの多角化を推進すると良い。またシステムのクラウド化やソフトウェア化に対応するための構造改革も必要になるだろう。

入社時の期待と入社後のギャップ：
入社する前はどんな社員や先輩方がいるのか不安だったが、皆とても親切に教えてくれるので助かった。特に大きなギャップはない。但しコロナ禍の影響もあり、プロジェクト横断的なコミュニケーションが最近少し減ってきているのが気になる。

成長・キャリア開発：
顧客（事業内容、弊社への期待）に恵まれているので、最短3年くらい働くことで一人前のインフラエンジニアになれる。教育制度があり社外研修への参加もできる。基本としては業務を通じて成長していくスタイルであり、教育制度で補完していく。

働きがい：
普段の努力が報酬で報われたとき。例えば顧客から仕事ぶりを評価された場合にそれが昇給や賞与に反映される仕組みや経営者の方針があり、わかりやすい報酬システムがあること。制度面がシンプルであり、事務作業が最小限。

女性の働きやすさ：
もともとIT業界は女性にとって働きやすいと考える。現在、女性社員は２０％くらいであるが、今後は増えていくであろう。男女による労働環境の違い自体がほとんどない世界であり、社員も意識していないかと考える。

企業カルチャー・社風：
会社の業績や状況を全社員で共有していること。小さい企業ならではの自由闊達な雰囲気。全社的なイベントはほとんどないので、プライベートが十分確保できる。カルチャーはこれから社員全員で少しづつ創り上げていく必要がある。

組織体制・コミュニケーション：
オープンな社風で、社長とも気軽に話ができる。但しプロジェクト毎に異なる顧客・作業場所となるため、定期的に全社会議や飲み会を実施することで横のコミュニケーション強化を図ってる。今後は組織体制の強化が必要かと考える。

ダイバーシティ・多様性：
現状では会社規模も小さくそれほど意識していない。顧客が受け入れてくれるのであれば、今後は積極的に取り組んで行きたい。IT業界はもともとダイバーシティの考え方が広く受け入られており、対応事態は難しくない。