株式会社丸菱製作所

成長・キャリア開発：
大量生産の仕事ではないため、少量多品種でものづくりをしないといけないので、毎回図面を見ながら生産を行います。また、一部の工程だけでなく、段取りから仕上げまで一通りの工程を行わないといけないので、スキルは非常に高いものが習得できます。

働きがい：
名古屋に遊びに行ったときに、駅前の大きなビルとかを見ると、ここのエレベータは自分の会社がかかわった、とか、自分がこのビルのエレベータ部品をつくったことを思い出すと、誇らしく、また仕事へのやりがいを感じます。

企業カルチャー・社風：
とにかく積極的に取り組む印象です。設備投資や新社屋の建築等、いろいろと前向きにやっています。会社経営陣としては、いろいろな提案や改善等を求めて積極的にそれらを採用していきたいようですが、保守的な方が今までは多く、変わらないままでしたが、近年は幹部の顔ぶれも変わり、風通しがよくなってきた印象があります。

組織体制・コミュニケーション：
もともとは社長と副社長のふたり、そして長年課長をやっていた方たちだけでいろいろな取り決めを行っていたが、昨年あたりから課長の顔ぶれも変わり始め、社員の意見や提案も採用されるようになってきた。ただ、十分にコミュニケーションが活性化しているかというとそこまでではない。

ダイバーシティ・多様性：
フィリピン人が２０％ほどを占めています。外国人も他にもおり、技能実習生や特定技能外国人だけでなく、過去も正社員登用もありました。多国籍を受け入れることに対して、日本語教育にも積極的で、いろいろな支援策を施しています。

勤務時間・休日休暇：
有給は非常に取りやすい、というより、有給で休むことに文句を言われることは全くありません。この間のゴールデンウィークも会社は７連休でしたが、有給を利用して１０連休にした社員も少なくありません。
昨年あたりから、完全週休二日制になったり、年間所定休日も増えたりと、社員にとっても良い環境になってきています。
また、定時が7：50～16：55なので、残業をしても18：00とか19：00ですから、アフターファイブも十分に楽しめます。

多様な働き方支援：
有給を取得したり、諸事情、家庭都合等で通常の働き方ができない場合の会社のサポートはしっかりしています。欠員のための人員補充や、部署間での応援体制も含めて対応する姿勢があるようです。
定年退職再雇用の方は、フルタイムだけでなく、短時間等で本人の希望にもあわせてもらえています。

福利厚生：
慰安旅行や社員そろってのバーベキューのような食事会には積極的です（コロナで中断していますが）。
年末には飲酒運転対策として忘年会費とタクシー代で合計１万円が全社員に現金で支給されます。
その他の福利厚生面もこの規模の会社にしては十分な内容だという印象です。

オフィス環境：
製造現場はやはり夏は暑く冬は寒いです。その中でも、スポットクーラーやストーブはできるだけ用意してもらえています。夏場は、熱中症対策で毎日ペットボトル飲料が無償で配布されます。
トイレも今は汚いですが年内には改装されるそうです。
食堂もコロナのため現在交代で取っている昼休憩が、全員一斉に取れるように場所を変えて大きくするそうです。

給与制度：
賞与は必ず年二回支給されます。コロナで業績が低迷したときも、若干金額は減りましたが十分な支給がありました。
家族手当が昨年改正され約倍増しています。世間並みの基準にあわせてもらえたようです。他の処遇面も昨年あたりから徐々に世間の状況を踏まえ改善が進められています。

評価制度：
従前は評価されているかどうかわからないぐらいで、賞与も昇給も昇進も、やってもやらなくても変わらない、年功序列的な感じでした。
昨年から評価制度が会社として構築されて、年二回の面談も実施されるようになりました。昇給や賞与も能力主義に変わり、また、役職者にも今までのような年功序列ではなく、積極的に新しい人材や若手を登用するようになりました。